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Wellcoe to my HP
タイトル
各地の産物メモ・ノート 未訪問施設

(高知県関係名所等へリンク)


 項目1  Mail to me    は土佐凧 竹細工の新聞記事の次

物館の博物館(KOJI Matsushita_WWW Museum)

ジョンマン資料館新設 土佐清水市 8時半〜5時 大人400円・小中学生200円 レストラン(水曜日休み)のみの利用可 観光課へ問い合わせ0880・82・3155

地下鉄博物館 江戸川区東葛西6-3-1 03・3878・5011 地下鉄プレイランド(模擬運転シュミレーター)
 新東京タワー 600m 2010年 デジタル放送の電波塔 カナダのCNタワー 553mを抜く 450mに展望台設置予定

遊就館」 千代田区、」03・3261・8326 ロケット特攻機「桜花」「回天」、空母「翔鶴」、日本の武の歴史・戊辰戦争・西南戦争などなどテーマ別資料展示、映画ホール「凛として愛」など、茶房・売店・休憩室・車椅子利用者対応。

アジア風の衣料 日経2001.5.20 生活雑貨専門店「無印良品」を展開する良品計画は竹等の素材を使ったアジア風の衣料品の販売を始めた〜竹を素材とした開襟シャツは竹柄でボタンも竹。ザクロの皮・セイヨウアカネ・ベニノキなどインドで古来から使われてきた天然染料を使用。素材重視・柔らかい風合いや素朴なデザインの「アザイアンテイスト」。

油 ; なたね油=畑から集めてきたなたねを一日干して、火にかけて炒る。水車なり人力なり臼でつき砕き粉にして、甑(こしき)で蒸したあと、圧搾機で油を絞る。その油を煮たててから紙で濾過して製品となる。一度搾った粕は再びツキ砕き蒸して2度目の搾りにかける。油粕はチッソ分を含んで、乾燥し肥料とする。

なたね油、わた油、いわし油・鯨油(匂いはあるが照明用にもつかう)
奈良・平安では、照明用に胡麻・荏胡麻(えごま)。いずれも生産の主力は関西。
いわし油はなたね油の3分の1の値段。

あんどん 障子紙が新しい状態で1W程度。日が暮れて寝るまでに4勺(1勺は18ml)

うばざくら 13〜20で江戸時代 結婚、20で年増、25〜大年増、30〜姥ざくら(高齢出産で保護)
 の三大名木 根尾谷の薄墨桜(岐阜)、三春の滝桜(福島)、山高神代桜(山梨)。三大名所 吉野山(奈良)、高遠城址公園(長野)、弘前公園(青森)。三大夜桜 高田城跡(新潟)、弘前公園(青森)、上野公園(東京)
    土佐吾川村の「ひょうたん桜」  (参)信州高遠小彼岸桜裸眼立体視
国の名勝・天然記念物のうち、植物は550件・桜は43件(最多は杉の47件)、桜の語源は「さきうら(咲麗)」「さきはや(咲映)」「さきむら(咲叢)」「さくや(咲耶)」
桜を美しく咲かせ長生きさせるために;成木1本あたり;配合肥料1.0kg(NPK8:8:8)・林業用固形肥料0.5kgNPK8:7:8・打ち込み肥料1本300gのものを5本使用(おもに急斜面に植栽されている桜にしよう(んpk17:10:10)・このほか、2〜3年おきに発酵肥料0.5kg・;これらの肥料を枝下にランダムに10〜20箇所に、深さ10cm程度の穴を掘って入れる。

 : 漢字導入のころ、わが国になかったものは、漢音が字と共に日本語となった。
馬・梅・茶・象・牡丹・豹・犀・駱駝・蜜・葡萄・鉢・塀・桔梗。今日であれば、ダイアモンド、カーネーションのように、仮名表記にして接受するところを漢字ともども採用する。

縞馬は調教できないそうである。蹄鉄を打つことも、つまり装蹄しなくてはならないような飼い方自体が自然に反しているのかもしれない。わが国では、わらのわらじを履かせ、磨り減ったわらじは、糞と共に肥料として活用した。源平の戦でも馬には矢を射掛けない、生かせ連れ帰り農耕に活用。(だから、元寇のときの元軍のやりかたには驚いた)

19世紀のイギリスでは、乗合馬車や郵便馬車を牽く馬は、4年以内に死んでいたそうである。金持ちの自家用の馬は大事にされていても最後は辻馬車(馬車のタクシー)用に売られる。道は石畳。蹄に蹄鉄(成長に合わせしばしば取り替え)。
昔の日本人は、自分達の環境にとても謙虚に接していた。私の小学時代にも、岩手だったか曲がり家で、同居している話しが教科書にあった。叩いたり・虐待したり・重すぎる荷を乗せたりしたことは見聞きしたことがない。動植物にたいしても遠慮しながら生きてきた。江戸時代には、絶滅した動物はいないらしい。


かさ(The Iion 誌2000Juneより転載)鳥取県淀江の「淀江傘」、和傘伝承館(お859−56−6176)。雨の多い日本で、傘は日々の生活に欠かすことのできない道具。北陸から鳥取にかけては、「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉もある。また、結納に傘や草履を贈る風習もあって、小骨に糸かがりをほどこした華麗な蛇の目傘が結納品にされたという。
大陸から日本に傘が伝わったのは6世紀中ごろといわれるが,開閉式の雨傘が庶民に普及したのは江戸寺代に入ってから。大阪で生まれた番傘や、蛇の目傘などの和傘が全国各地に広まった。
和傘といえば岐阜の「美濃傘」が有名だが、鳥取県西部には「淀江傘」の産地が有る。〜〜現在は踊り傘を中心に,番傘や蛇の目傘,野点用の傘など,年間に2000本あまりを製作。竹の骨造りから紙貼りまで、一本一本丹念に手作りされている。

「蛇の目でおむかえ嬉しいな--」の蛇の(中央に丸い輪の模様が入った和傘で蛇の目にみえることから)目は傘の代名詞。
泉和傘製造所;内子町;0893−44−2945.三好政信商店;0883−63−2644

吉野川北岸美馬町:2000年現在2軒:野点,蛇の目,番傘,踊り傘
竹骨を傘の形に整え、柄(え)に「頭」と、開閉するところに使う轆轤(ろくろ)を固定する。柿渋を混ぜたのりを竹骨に塗り、丁寧に和紙をかけていくのが「すそ張り」。頭には、一部を湯に浸した紙を使い、その周囲に別の和紙を張って独特の防水用の油を塗る。折り目をきっちりいれていく「上(かん)張り」から仕上げ。2日ばかり乾燥させて、たたんだ上から漆をかける。蛇の目は表具屋に頼んで絹とわしを重ねたもの、踊り傘は絹だけを使う。
番傘・蛇の目の頭には和紙を重ね張りした「帽子」をかぶせ、強い風雨にも耐えられるように、止めくぎに至るまであくまでも、実用を追及する。

菓子木型 高松市花園町 市原吉博さん(54)2000.12.25高新、日本で7〜8人の1人。50本の常用の彫刻刀、樹齢70〜80年の桜を2年ほど乾燥させる、アヤメ・梅・菊等の型、和三盆糖などの干菓子や上生菓子・焼き菓子・落雁の型、「最初は5分も彫刻刀握ったら肩が凝って仕方がなかったが、毎日我慢してやってるうちに体が出来たんでしょう。やがて、彫ってもへいきになった」

 風の博物館 愛媛県肱川町平成6年開館 

楽器  横笛・尺八・シンバル・笙、奈良東大寺の大仏殿の火舎(ほや)は「音声(おんじょう)菩薩」と呼ばれる浮き彫りの4人の菩薩が天平時代の演奏風景を伝える。 横笛 天理市黒塚古墳が古い。渡来時期不明。神楽笛・高麗笛・竜笛・能管、竹製多し・表面を樺(かば)や桜の皮で巻いて漆で固めたものと竹の表面そのままのものとがある。表面をまくのは、乾湿の差で竹が割れるのを防ぐためらしい。正倉院に伝わる奈良時代の4本の横笛の素材は、竹・石・などさまざま。(平安時代、雅楽制度の改革に伴い、中国式横笛は姿を消したとされる。  箜篌(クゴ)23本の弦がL字形の枠に斜めに張られている。毛彫りの文様。ハープの一種、古代アッシリアに紀元、奈良の正倉院。 琵琶(ビワ)「螺鈿紫檀五弦琵琶(駱駝にのり琵琶を奏でる樂人の姿)・5弦のほかに4弦の琵琶や胴が円形の阮咸(ゲンカン)などが伝わり、それぞれ子だ伊イランや敦煌の石窟寺院などに奏者とともに描かれ中国やイラン。インドがルーツとされる。正倉院に唯一のこる琵琶の楽譜「番仮崇(バンカソウ)」の旋律は復元楽器で息を吹き返した。(ショウ)真っ直ぐな竹の管18本を長さの順にならべ、前後を帯状の板で挟んで両端を木枠で固定した構造。1本の管から1つの音しか出ないため、メロディを奏でるとき指でなく、をもった両腕を動かす、7世紀子ウは伝来、現在ははすたれ、雅楽「笙(ショウ)」は受け継がれた。 弥生の琴(板状と空間をもつ箱状とでセット)全長1.5m、福島県立博物館。奈良時代には13弦の琴(筝=弦を平行に張る)が中国より渡古代の琴は放射状に張る。埴輪に見る古墳時代の琴は長さ1.5m〜50cm(小型のは1本ずつは弾くには不便だから{ジャランとかき鳴らしたのではないか)。弥生の土笛 1966下関出土、その後、島根・丹後半島・西日本日本海側、前面に4個、背面に2個の小穴。吹き口。卵型で底がとんがる。ポ−ポーと音が出る。 縄文の琴(へら状木製品)44cm、厚さ1cm。先端に1mmほどの穴が4個。反対側に突起が2つ。帯状の装飾をもつ段が3段。帯の上下にはとげ状の刻み目がある。用途。不明。アイヌの古楽器「トンコリ」に類似。ド・レ・ファ・ソ・ラ・ド・レの律音階なのだそうである。
 
かすがい 松山市堀江町 白鷹幸伯ゆきのりさん 1千年もつ釘・かすがい(土佐鍛冶の技法・2002.1.14高新) 木炭で精錬した古代の釘は純度が高く、硫黄・マンガンなどの含有量が少ない、コークスを使う現代のくぎはさびが早く数十年で朽ち果てる。日本鋼管の技術陣や東北大学の井垣教授らの協力で古代の鉄よりも純度の高い鉄材をもとに鍛造。薬師寺;1976年の金銅、81年の西塔、現在の大講堂の最終仕上げ中。

活字 新聞製作方式は「ホット」とコールド・タイプセッティング・システム(CTS)がある。「ホット」は日を使う。ドイツのグーテンベルクが1440年代に発明した金属版は、おおむね鉛、スズ、アンチモンを85:4:11の割合で混ぜた合金で、比較的低音(240度)で溶け、繰り返し何回も鋳込めることから、以後5百年間印刷文化の中枢をになってきた。--活字のい一字一字は指先で転がるが組みあがった紙面は結構重い。騒音は出る。印刷インキによる汚れもある。--鉛による大気汚染や硝酸など有害物質の放出も問題になっていた。そのうえ、ホット方式は左右あべこべの世界であった。---紙面のトップは右側の頭だが、大組みでは左上がトッオウである--昭和47ね(1972)5月21日深夜を最後に高知新聞は鉛活字による紙面づくりに別れを告げた---2004.9.19面藤戸伸一さんの「鉛活字の消えた日」より

からくり半蔵〔250年前、現在の南国市うまれ,人名辞典参照〕研究同志会 高知市大津乙 垣内保男さん(81歳)、動力はぜんまいだけ、たとえば鯨のひげ、「茶運び人形」はお客さんに向かってお茶を運び、湯飲みを取ってもらうと、腕が持ち上がって動きが止まる。湯飲みを返してもらうとその重みで腕がさがってまた動き出す。2羽のニワトリが闘いをはじめるとイヌが出てきて、怖がったニワトリが逃げていく「闘鶏」。

からさお 殻竿 ソラマメやアズキなどの豆類やアワ、キビなどの脱穀に使う。竿の先に棒がぐるぐる回転するように取り付けてある。


 菊間鬼師(愛媛県菊間町)元禄の創業 現在9代目(光野幸士<ゆきひと>さん) 讃岐の粘土に菊間産の真砂土(まさど)を混合(田土はひずみが多い)、大きい作品はいっぺんに焼けないので、部分部分をわけて焼き、それを組み合わせる。ふずみが出ると、駄目になる。竜やシャチ、動物,10mはある雌雄の竜も仕上げた。「太陽が移るに連れ、見上げる瓦の顔の表情が変わってくるような生きてるものを作らなくては」。約1,000度で焼き上げる。(川北会3参照) 

 新石州J型軽量防災瓦(常備11色)KKアメックス協販 島根県江津市都野津町

きせる 煙管  障害者食器 関節を守るため、持つものは1グラムでも減らせと医師から言われ、(リューマチは落ち着いているが、骨の変形が止まらない)「ご飯たべたいのにおかずがくる。ちょっとだけ食べたいのに沢山出てくる。食べさせてもらうと言うのはそういうことだ。私は自分が食べたいように食べたいんです」一本の小さなフォークは人の尊厳を支える大きな存在。障害の状況は1人一人違う。軽量化(51グラムを33グラムに、握力が弱くても親指を穴に入れれば支えられる)・形状記憶ポリマー<70度Cのゆで3〜5分温めるとゴムのように軟らかくなる→形を子のみの形に変える→水で冷やして固める(失敗してもやり直し可能>で、形を自由に変えながら実現。新潟県燕市の青芳製作所
燕市産業資料館(0256・63・7666) 江戸や明治の喫煙具の名品。同市のきせる生産は昭和初期に日産役6万本と日本一・紙巻たばこの普及で急速に衰退。いまでも、刻みタバコは燕市の店頭で購入できる。


鏡台 阿波水軍を支えた船大工の技術(静岡と並ぶ鏡台の2大生産地);徳島市国府町「(株)北谷」子ヤギの皮を使った革張りの技法と草木染めの技法を家具に生かす。

桐下駄 愛媛県五十崎町重松「宮部木履工場」(ぼくり)「昔は南予一帯に女の子が生まれたら山に桐を植える風習があり嫁ぐとき大きく育った桐で嫁入り道具を作った」。町内に10軒あった下駄屋は1軒(2001.4)。
  下駄:「駒下駄」「歯下駄」「舞台下駄」「ぽっくり」→洋風化され、革靴・サンダル・スニーカー

金融資料館 日銀小樽支店を2003年に開設。金融経済の歴史・日銀の業務紹介。東京駅の設計者辰野金吾らお設計。1,912年完成のルネサンス様式。

古墳 群馬県群馬町 国指定史跡「保渡田古墳群」に、5世紀後半の前方後円墳「八幡塚古墳」が復元されたのを機に、手作り埴輪の町造りをはじめている。歴史博物館「かみつけの里博物館」が中心。毎週土曜日約20人は轆轤を使い製作。3時間程度で作り終え,約2週間乾燥させかま焼き、約1ヶ月後に完成,、これまでに150個を古墳に設置した。2000.10.7高新


狛犬:福島・鏡石町の街道筋にある熊野神社。昭和7年建国祭記念「右側の狛犬は親子仲良く後ろ足を蹴り上げているそうである。「けなげに親のまねをしている子どもの狛犬がかわいらしい。後ろから見ると、波が描かれていた。そうか、波乗りを子どもにおしえているんだな。狛犬が 親子でサ−フィン 曇り空 松田哲夫・哲茶」

衣がえ(衣更え、更衣) → sub1-1日本伝統文化2頁へ

桜 → うばさくら

漆器 : 半田漆器 よみがえった半田漆器 徳島県美馬郡半田町:そうめんの生産で有名。江戸時代から明治にかけて膳・椀・盆は江戸・関東一円に出回る。今は、ケヤキ・トチ・桜・くりを素地に竹内久雄さん(72歳)2000.9.10高新

「下地:生漆に地の粉(じのこ)を練り合わせたものを、へらで素地に擦り込む。それを乾燥させて研ぎ、下地用の生漆を塗る。次には生漆に砥の粉(とのこ)を練り合わせたものを擦り込み、同じような作業を進める---。さらに、下塗り・中塗り・上塗りと丹念に手を加える。」
「仕上げのときには、ごみを付けん要に線と。漆は平均に塗ること、塗った厚さに違いがあったら、”縮み"がおきてしまう。使う人が物の値打ちを知って使ってくれたらうれしいねー」とのインタービュアーへの返事。

スパイス : 3大スパイスは、ペッパー(胡椒)・シナモン(桂皮)・クローブ(丁子)。わが国にはクローブが8世紀頃に薬用として伝来。
主として熱帯・亜熱帯。温帯に産する植物の種子・果実(ナツメグ、マース、サンショウ)・葉茎・木皮(シナモン)・根塊などから得られるものの中で、刺激性の香味を持ち、飲食物に風味をつけたり、着色(パブリカは辛みも芳香もなく色付けの目的)したりし、食欲を増進または消化吸収を助ける働きの有るもの。
クチナシ(アカネ科);初夏に花・秋に果実を収穫)栗の甘露煮・漬物の着色、炊飯時にこの色素水を加えると鮮やかな黄色のご飯<最近、電気炊飯器では、緑や青に近い色が出る=緑変現象、炊飯器の機能=ふっくらとかファージータイプとかで、炊飯時間の長時間(15から20分→40ないし60分)化のせい。
シソ、パセリ、ネギ、にんにく、たまねぎ、韮、ピーマン、ワサビ、ショウガ、大根、みなスパイス。⇒ ハーブはラテン語の『草』『薬草』で、素晴らしい芳香を持つが、有毒のものあり(中毒を起こす、食べられ無いと考えるのが無難、薬利効果あるも用法に制約有り。

スパイスのマスキング効果 歯磨き粉・口中清涼剤・チューインガム (悪臭成分のうち口臭の強さと含有量が比例するのは、硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドなどの揮発性硫黄化合物で「細菌を殺すか、消臭剤でとらえるか、香料で臭気をマスキングするーーなどが考えられるという。<クロロフィールに相当、あるいはそれ以上の消臭力が認められたのは、タイム、ローズマリー(3倍の消臭力)、セージ(6倍)などのシソ科のスパイス>

スパイスはすべて食べられることが前提。)賦香作用・呈味作用・着色作用・脱臭作用・抗酸化作用・抗菌作用・抗カビ作用・薬利作用・栄養・食効作用。植物成分(繊維・糖・脂質・蛋白質・灰分・ゴム質・樹脂・揮発油)のうち、揮発性の精油成分に芳香作用・薬理作用・殺菌作用・防腐作用。この精油を英語でエッセンシャルオイル、省略して「エッセンス」と言い、スパイスの種類により、含まれる部位(葉・花・茎・根)が異なる。一般的に葉なのさ工前後が芳香が強い(昆虫を呼ぶため)
夏の劇辛 スパイスの刺激→交感神経に興奮→皮膚表面の血流増大→汗腺の活動高まる→体熱の放散<汗をかき体温はさらに低下>爽快感 寒い地域は、劇辛でなく、程良い辛さで体温の維持効果を高める。 
エージング 熟成のこと 何種類かのスパイスをブレンンドして、しばらく放置しておくと香味感が変化・時間の経過とともにまろやかでまとまったものになる。これを「エージング効果」という。ワイン・ウイスキー・カレーパウダー・チリパウダー
からし菜(芥子) 葉の部分は漬物種子をスパイスに<粉末を少量のぬるま湯で、堅めに溶き(怒って溶き)、10〜5分置くと辛くなる>
サフランの赤色素成分カロチノイド色素(クロシンとクロセチン)はマウス実験では記憶障害改善に効果有り。
香りの心理効果を見るときに使う用語に「Cntingent Nagative Variation」(CNV)<直訳すると随伴性陰性変動>ジャスミンの香りを嗅ぐと無臭のときよりCNVは大きく反応=興奮効果=ペパーミント、クローブなど。小さく反応するのは白檀、ラベンダー、カモミール、マジョラムなどで、鎮静効果に結びついている。

 土佐備長炭 ウバメガシやカシの木を原木とし、大窯で2週間かけ焼き上げた炭。白っぽいので白炭とも形容。細く堅く(叩くとキンキンと金属音)強い火力で長時間燃焼。主産地は、和歌山と高知(室戸中心に50の窯)。「土佐備長炭」宮川敏彦著。平成11年頃より中国産の良質木炭(国産の半値)、にひきずられ国産炭の価格下落で生産激減。2000.10.9高新。宮城県の石巻地区森林組合では、焼き鳥屋などからの声があり、(従来、ナラ・クヌギ)2000.11.15室戸佐喜浜を視察。

 竹炭 愛媛県越智郡玉川町「源流窯」 モウソウチク ふろに入れる、炭をいれてご飯をたく、部屋におく、竹酢液を養豚のえさに混ぜると糞尿のにおい半減・肉質向上、土壌改良、消臭浄化効果、

炭を焼くときに発生する煙を集め、冷却して液体にした「木酢液もくさくえき」、生ゴミやトイレの消臭から家庭菜園の害虫防止

京都づくし
8月16日大文字送り火」京都。午後8時点火「右大文字」が如意ヶ嶽の中腹にうかびあがる。順次「妙法(20:10)」「舟形(20:15)」「左大文字(20:15)」「鳥居形」と繰り広げられる。今日その灯火を絶やさずともされるのは、5つの保存会による、山道・火床・の整備・薪や松明の手当・点火・防災・供養・や行事・盆踊りを中心とした子どもへの伝統行事の指導等々・なみなみならぬ献身的奉仕のたまものであるという。は日蓮上人の孫弟子、日像が松ケ崎西山に、はその後の弟子日良が同東山にそれぞれの文字を書き、村民の手で点火したのが始まりという。
大文字:平安時代、如意ケ嶽のふもとにあった浄土寺が大火に見舞われた。すると、本尊の阿弥陀如来が山上に飛翔し、光明を放ったという。この出来事に因んで、光明を真似て火を用いる儀式を行い病魔退散,五穀豊穣、国家安泰を祈願するようになった。やがて空海が火の形を大の字に改めたといわれる。
左大文字:京の町が東と西の両側からお守りいただけるように、送り火を始めた、おそらく江戸時代中期。1画加えて「」とした時代もあったという。
:西方寺開祖の円仁が乗った遣唐船の帰途、嵐に襲われ六字の名号を海に投げ入れ風雨が収まった故事に因む。

21世紀の訪れとともに、大晦日、今年のみ、21時より大文字<舟形と妙法>実施予定

TOKK(HANKYU BOOKS)の2000.10.1日号によれば、時代祭 「祇園祭」「葵祭」と共に『京都三大祭』に数えられる時代祭(平安遷都1100年に当たる1894年の翌年誕生)。桓武天皇の時代から、鎌倉,室町、戦国、江戸、明治維新まで、それぞれの時代の衣装を身にまとった人々およそ2000人が、御所〜平安神宮まで4,5kmを練り歩く。時代風俗の大行列は10月22日(日)12時、雨天順延。
鞍馬の火祭りは、10月22日(日)雨天決行。京都祭2000町衆文化フェスティバルほか10月28・29


殖産興業 西宇和郡保内町 29国立銀行・宇和紡績会社・エキゾティックな雰囲気・運河と赤レンガ・擬洋風建築群、 保内町観光協会.0894・36・1111→金融資料館


太平洋戦争博物館 テキサス州フレデリックッスパーグ 第二次世界大戦中に六十機以上を撃墜し「撃墜王」として知られた旧日本海軍のパイロット故坂井三郎さんをしのび2001.8.17記念式典、坂井(2000.9に逝去)さん愛用のゴーグルや飛行帽の展示、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の複製機が編隊飛行を行った。


タオル美術館ASAKURA  愛媛県越智朝倉村に2000.6 オープン 5F本館 2Fギャラリー レストラン棟・定員300人、フランスの高級食料品店フォションのティールーム併設。原画や大型タオル作品 がんぐ収集家北原照久さんのコレクション展示。「綿」参照

竹細工 高岡郡佐川 竹割3年;真竹(マダケ)淡竹(ハチク)を鉈(ナタ)で削り、剥いで細く薄くし、ヒゴを作る工程を十分こなせるまでに3年はかかる。「佐渡の籠か土佐の籠か」と市場を二分していた<1960年ごろ>、やがて、ビニール製品が出回り、需要は落ちる。籠や笊(ざる)・畚(ふご)や箕(み)・物干し竿・つり竿・ちょうちん・うちわ。いまは花入れ、炭斗籠(炭入れ)・こらは京都や名古屋に出荷されるという。2000.1.15高新四国の手仕事より引用。
竹(もうそう竹侵食:1年間に根を伸ばす速さ(y)とその斜面の角度(x)の相関関係は「y=-0.06x+3.14」2002.8.2高新


 2000.8.21、米ワシントン州ロングビーチで大18回ワシントン国際凧祭り。上空を舞う写真入で報道された。(2000.8.23AP=共同=高新)
土佐凧 香美郡野市町 100畳の大凧 旧正月に凧揚げ大会 胴骨の長さ15mの菱形、図柄は源義経、2001.1.18高新

茶;最北端の茶園;秋田県能代市の桧山茶(享保15年より)、手つみ・手もみ(宇治系統の技術)。
茶の北限については、現在、製茶業を営んでいるところの北限。かっては、北海道・弘前などにも植栽。

2002.12.25日本茶業中央会は、これまで明確な基準がなかった緑茶の産地銘柄表示について、改正案をまとめた。「当該都府県産の原料の使用割合が50%以上であること」。(←味や価格を安定させりために複数産地の原料を混ぜることが一般的)
 
 
茶の木は唐の時代、遣唐使により最初にわが国にもちこまれた。遣唐使の廃止によりお茶(当時は団茶)も忘れ去られた。二度目に復活したのが栄西の抹茶。栄西は持ち帰った種子を福岡と佐賀の県境の背振山に蒔いた。その種子はみごとに発芽して繁茂したと言われている。その後栄西は博多に移り聖福寺をたて、そこに茶を移した。そして、栂尾の明恵上人にも種子を送った。やがて、明恵上人により栂尾の茶として定着する。---表千家流同門誌400号CH16.11月

韓国の茶 甘、辛、酸、苦、塩の5種類の味が微妙に交じり合った五味子茶。透き通ったピンク色でほのかに甘い。トウモロコシ
やニンジン、ショウガ、棗、ユズなど18種類の茶がそろい値段は500円前後、漢方薬の素材も多く、風邪予防や滋養強壮などの薬用効果があるのも特徴。
中国の茶 青茶。黒茶。紅茶は熱湯、緑茶・白茶・黄茶は80度C 程度で、お茶請けはドライフルーツやスイカの種など「自然のもの」がおすすめ。茶楽 月曜日定休 http://www.charaku.co.jp

高知県高岡郡仁淀村 肥えた土・昼夜の温度差・朝霧 「土佐みどり」「茶霧」のブランドを新茶の時期に販売
寒茶 徳島県海部郡宍喰 12月に葉を摘んで新茶として飲む(2日間ほど日陰干ししたあと、天日で3日間ほど干す。焼酎の寒茶割もおいしいとのこと。
川柳(かわやなぎ):煎茶にならない茶葉をつかったお茶
玉露:茶葉を摘む2週間くらい前から、よしずなどで覆い、直射日光をさけて育てたお茶。苦みが抑えられ、逆にうまみ成分が増し、とろりとした甘みが出た最高級茶。
玉露茶(ぐり茶):煎茶の精柔(せいじゅう)工程を省いたお茶で、丸まった曲玉状になっていて「ぐり茶」と呼ばれる。さっぱりとした風味のお茶。
茎茶(くきちゃ):お茶の製造工程で茎だけを集めたお茶。玉露の茎からできた「雁音(かりがね)」や「白折(しらおり)」などが有名。
玄米茶:煎った玄米を、煎茶に混ぜたお茶。香ばしい玄米の香りがし、風味豊かなお茶。
粉茶(こなちゃ):煎茶を粉状にしたものと、煎茶の製造工程で出た細かい糸くず状の茶葉を集めたものがある。色が鮮やかなものほど良質。
碁石茶 高知県長岡郡大豊町梶ケ内、普通の茶葉を蒸し、桶の中に20日ほど漬け込んで醗酵させ、500kgの重石で圧縮した茶葉層を碁盤の目上に切る。酸味があり、紅茶のようにミルクやレモンをいれて飲む人もいる。分厚い四角の碁石茶は、完全に乾くまで5日ほどかかる、梅雨明けと同時に作業を始め、7月いっぱいまで続く、茶葉は強い日差しに1〜2時間で真っ黒に変わる。
碁石茶は完全発酵茶 酸っぱいにおい;酸味の正体は乳酸菌や酢酸菌で、蒸した茶葉を2段発酵させて作る。茶葉を蒸し・発酵させて、杉桶に漬込むお茶の漬物。
毎年6月25日あたりの大安の日を選んで、山茶を刈り取り、それを杉の蒸し桶に詰めてかまどで、1時間半〜2時間蒸し、寝かし部屋で1週間かけてカビ発酵させる。茶葉の表面をむしろで覆うことで茶葉の上乾きを防ぎ、全体に卵の黄身や白身の色のカビを増殖させるのが一次発酵。
寝かせて、3日ほどしたら湯気が立つほど発酵してくる、発酵が早すぎても送れてもいかん、踏んで漬けこみ、500kgの重石をのせ圧縮。今度はカビ菌に代わって空気を嫌うバクテリア菌が乳酸菌となって桶の中で働く。「桶の中で空気を遮断して二次発酵させる・3日もすると、ぽあっと発酵して膨らんで、この重石を10cmほど持ち上げる、桶から垂れてくる汁で発酵具合も分かる。漬けるのは最低15日間で、発酵がおさまったら包丁で裁断して庭一杯にむしろをひろげ(桶の中で大きく切り分け、さらに茶きり包丁で3cm角で厚さ1cmの碁盤の目状に切っていく、きったら再び漬け桶に入れて晴天の日を待つ)、炎天下で3日間、カラカラになるまで干し固める。直射日光に晒されて茶葉は数時間で真っ黒に変色し、さらに紫外線が色や艶を出す。
ルーツはミャンマーの山岳地帯か雲南省あたりを推定。土佐藩後期には本川郷に200軒、昭和30年ごろには大豊町で50軒で20トンぐらいの生産、平成16年大豊町・標高430m・四軒・夏場製造。
 2007.3.11高新 碁石茶は、かび発酵と嫌気発酵の2回の発酵を経て造る完全発酵茶で、テレビの健康番組で取り上げられブームになったことも、ただ、甘酸っぱさがあるなど、味の個性が強い、・・付加価値をつけようと碁石うどん0887・75・0070 配合を試行錯誤の末、ブレンドした国産小麦に茶の粉末を焼く2%入れることで、味の香りや食感のバランスの取れた黒い麺が仕上がった。

碁石茶 藩政期中ごろには、土佐郡本川郷を中心に200戸あまりの農家で作られていたらしい。山を越えて伊予に運ばれ、塩などと交換された。碁石茶の酸味が塩分を含んだ瀬戸内の水によく合い、茶がゆなどにして食されたものという(高知県歴史辞典・と指し研究か、広谷喜十郎さんの解説)・・碁石茶を素材にした定食が国道32号のそばの道の駅「大杉」にある「碁石茶膳」2年前のこと・・碁石茶で炊いたご飯や碁石茶を練りこんだうどん、大豊豆腐、山菜、煮物・・。

2010.3.9高知新聞 ・・高知女子大学の公開講座「茶の魅力〜外から見た土佐茶〜」・・永国寺キャンパスで開かれ・・茶師、前田文男さん(49)静岡市=が講演・・土佐茶は深い味と歌かな香りが特徴的。主に仁淀川、四万十川流域の山間部などで生産され・・約8割が静岡などに出荷され高級茶のブレンド用として根強い人気がある。・・味が濃く深みのる吾川や池川のお茶、さっぱりした東津野のお茶など、個性の在る産地がy沢山ある・・。


芽茶
(めちゃ):摘んだお茶の芽だけをつかったもので、量があまり採れない。(高知県大豊町大杉観光センター;0887・72・1417)
番茶:一番〜三番茶以降に摘まれた茶葉を蒸して、粗柔(そじゅう)し乾燥させたお茶。
ほうじ茶:茶葉を強火で煎ったお茶。香ばしい香りがあり、食後の茶として好まれている。
抹茶:玉露と同じ製法でつくったお茶を、蒸した後、揉まないで乾燥したお茶がてん茶。これを石臼で挽き、粉にしたものが抹茶。

中国の茶 ; 数千種は有るという。大きく分けると、緑茶・青茶・花茶・黒茶・紅茶・白茶・黄茶・。ほか、羅漢果茶・甜茶・杜仲茶。全体の約70%を占めるのは竜井(ロンジン)茶などの緑茶。岩茶・鉄観音などのウーロン茶は青茶。
菊花茶などは花茶。プアール(普児)茶は黒茶。

阿波番茶(中国のプーアル茶と同じ、蒸したあとに醗酵させる=後醗酵茶・カテキンが豊富に含まれる)、高知県長岡郡大豊町の{碁石茶」・愛媛県周桑郡小松町の「石鎚黒茶」

茶と活性酸素 活性酸素は身体を錆させる(酸化)の生成を抑えるのは、ベータカロチン、VCやE。緑茶にはE、Cのほかに近年、カトキンのもつ抗酸化作用や血中コレストロール低下、血圧の上昇を抑え(フラボノイド)、体の免疫効果を高め(アスパラギン酸)たり、美肌(VC)、老化防止(グルタミン酸)、ストテス解消・利尿作用(カフェイン)などがあげられる。

2011.10.31高知新聞 仁淀町の池川茶園・・・ 緑茶のスイーツ人気 産地の表示厳格化で県外の高級茶のブレンド用茶葉として人気の高かった県産荒茶の価格低迷 ・・プレミアム茶畑プリン(ほうじ茶味とかぶせ茶(煎茶を強火で焙煎)味の2種・・下部に茶と県産牛乳と地元の蜂蜜・・。http://www.ikegawachaen.jp 9889・34・3100 不定休

土佐備長炭研究の宮川敏彦さん 2013.9.5高知新聞 3冊目の解説本出版 高知に技術が根付いたのは明治の終わりに植野蔵次が息子とともに高知に入り技術をつたえてから・・・「1960年には、山小屋に住み込んで炭焼き暮らしが減り、街に出てuようになった。問屋は燃料店としての道を探りガソリンスタンド経営・・・古くからの付き合いの縁は今の若い生産者の澄夫流通先として役立つことがある・・・」今後は「隅と戦争のテーマでまとめてみたい・・・大和朝廷のころは攻めてきた相手に燃えている炭を投げたという話・・・第2次大戦中は木炭自動車・・・」

DVDの相談・支援機関 青涛の家(あおなみ)(民間シェルター)高知ボランティアビューロー088・824・4329(昼)0887・54・2487(夜)。日本DV防止・情報センター(神戸市)078・822・0284.メンズセンター(大阪市)06・6943・1850.県女性相談所、県立中央児童相談所、地方法務局---

提灯 徳島県美馬町 中平弘美さん 防水のため、表面に荏胡麻(えごま)油と桐油に軽油を混ぜた混合油を木綿布で丁寧に塗り、上と下にヒノキ材で加工、3日間ほど陰干し、天火干しをする。御神燈提灯は秋祭りがピーク・1日5個が限度。2001.10.8高新


灯台 灯標 灯浮標 四方を海に囲まれたわが国では、古くより狼煙(のろし)やかがり火を利用して航路の道標とした。灯明台(とうみょうだい)は、菱垣廻船・樽廻船が発達した江戸時代に建てられるようになった。今日のように、レンズで光源を拡大するタイプの灯台は、開国以降である。当時の日本近海は闇で「ダークシー」と恐れられたそうである。明治2年より建設や管理法を学び、第2次世界大戦が始まるまでに400基。現在では3,000基以上の灯台が日本の海を照らしている。
岬の突端や島嶼で陸地を視認させ、自船の位置や変針点を確認させる「沿岸灯台」。海中の岩礁や浅瀬に設置し、障害物の位置示す「灯標(とうひょう)」、海上で航路や危険を知らせたりするブイ「灯浮標とうふひょう」。愛媛県の佐多岬黄金はえ「照射灯しょうしゃとう」のように海上の岩礁などを離れたところから照らして、障害物の存在を知らせる。
 これらの光波標識は灯質〔使われる光の色や光り方〕・形・塗り色により固有のメッセージがある。灯質によりどこの灯台かが、即時にわかる。わが国の航路標識(光波標識のほかに、霧の発生を音で知らせる音波標識・マイクロ波を使い標識の方向と位置を船のレーダーに写したり、衛星を用いて自船の位置を特定するための電波標識)は5,600個、うち光波標識は約5,400個。ほかに、潮流信号所と船舶通航信号所(海上交通センター)がある。

船の信号旗信号符字 Signal Flags というそうである。
M.S. ASUKAのPostCardの複製。Cはイエス。Rはその信号を了解した。Pは(港内で)間もなく出航する。全員船に戻れ。Sは後進中。Wは医療の援助が欲しい。

右へ針路変更中;E
左へ針路変更中;I。



 ナシ博物館 二十世紀ナシの産地、鳥取県倉吉市駄経寺町に、直径約55mの円形、入り口ホール中央に直径約20mの国内最大級の巨木を展示、ナシの歴史の映像、料理の試食。 2001春開館予定。「20世紀」なしは、19世紀末に千葉県松戸の松戸さんが見つけ、ライバルの「長十郎」は姿を消す。鳥取の篤農家が導入。「袋がけを2度やる、大正時代の黒斑病で・いいものだが作りにくいとなり、千葉を始め表日本の競合産地がギヴアップした。鳥取は水はけの良い傾斜地が多いという地の利があった。
 新高なし 栽培面積=千葉・熊本・高知の順。1kg級も入荷。土佐市原産「今村秋」、新潟県原産「天の川」を大正時代、故菊地秋雄博士がかけあわせ昭和29年に「新高」と命名。高知県内174ha・新高なし72%・平成11年。高知市(針木)・佐川町・伊野町・春野町・土佐市。   50年の木、3本の枝に分かれた大きい木。1.37m1,000個の実をつける現役、「10年までは幼木で味もそれほど乗ってこない」

手まり 讃岐かがり手まり、糸は草木染め、一本の糸の色は薄いが重ねるうちに美しい模様が出てくる、香川県の伝統的工芸品。観音寺市荒木計雄さん(78)荒木永子さん(40),2001.7.16

 阿波太布(あわたふ) 徳島県那賀川源流域に位置する木頭村。1984県伝統技法保存団体として伝承会「太布織の家<曜日会館>灰汁で煮た楮を川で晒し、一定の手順を経て、柔らかくなったものを2.3mm程度の大きさに裂き、糸作りの作業に入る。太布は編目が粗く、織りあがっても全体に堅く肌触りがよくないが、強靭さは抜群。江戸時代には剣術・柔術などの武道着として普及、明治では神官の装束・穀物を運ぶ角袋(つのぶくろ)として重宝された。使い込むほど柔らかくなり長持ちする、袋物なら3代は大丈夫、60年前の角袋をリフォームしてリュックで使用。

ハーブ → スパイス

張子の虎(子どもの健やかな成長を願う縁起物)9月15〜17、香川県三豊郡仁尾町『仁尾八朔人形まつり』
 

半田 → 漆器

姫だるま 愛媛県出身の早坂暁「ダウンタウン・ヒーローズ」に「新聞紙で固めただるまの型に、リリアンの赤糸を巻いて作る〜工程はけっこう多く、新聞紙による型づくり、重りの粘土づくり、リリアンの糸染め、そして糸掛け。むつかしいのは顔つくり。羽二重で顔を作り,綿で鼻、赤糸で唇、目は小さなビー玉。それにおかっぱの髪をはりつけていく」「型取りは、新聞紙を6,7枚ほど糊で重ね,鉄の型にはめこんで、熱い炭火の上に置いて型を作る」〜咋今では随分と簡素化され、スチロールの顔型の上に「顔を書いて30年の炭とも和子さん(58)が描いた”顔”つまりは面を発泡スチロールの型=ボディにはめ込む。そして金襴緞子(きんらんどんす)の布をカットし張り付けて「着物を着せる」松山市石手の谷本重子さん(67)「濱正(はましょう)工芸店」2001.2.19高新

風鈴   
舞台 
徳島県那珂郡木沢村の坂州農村舞台 「千畳敷」と呼ばれる演出手法。舞台背景の襖絵をからくり仕掛けで、一瞬にして変化させてしまう。寛政3年(1791)、1898改築。第三水曜日休み、рO8846・5・2111

舞踊
 高知県日本舞踊協会 昭和59年7月1日発会。白鷺会を発展的に解消、組織の若返りで水準をあげ舞踊家育成のために、花柳・坂東・若柳・西若柳・藤間・山村の6流派・253名の会員で発足。名流会、チャリティ舞踊会、若手舞踊会、高知市文化祭協賛白鷺おどり、研修会、国民文化祭参加等、創立17年を経、活動中。

別子銅山 愛媛県新居浜市 住友関連の近代化産業遺産や明治初期の建造物 広瀬歴史記念館(0897・40・6333) 住友歴史資料館(0897・37・1711)

ベルリン・ユダヤ博物館 2001開館 ヒロシマ賞受賞 出入り口が無く、真上から見るとジグザグに曲がる建物、内部のあちこちに無用の隙間・空間(ベルリンのユダヤ人の現実を表現”不在を示す”)隣の建物から地下をとおり出入り、ホロコーストタワーでは上部の小さな窓からのわずかな光(収容所への護送車の中に差し込んだ生きる希望)。

ポケベル暗号BOOK
(1994年、KK双葉社、79P、新宿) 00000000「オーレ オレオレオレ〜」0が8コと覚える 03510御見事 34219刺しにいく  42731死になさい 42731死になさい 4592096地獄に送る 4649よろしく 26810風呂入れ 7949860仲良くやろう 8942440白紙にしよう 9314臭いよ 351すごい 

  江戸時代の箱枕(台形の木の箱に小さな「くくり枕」を乗せたもの。こうした枕は「旅枕」「道中枕」と呼ばれ、算盤や行灯、薬などを入れて持ち運ばれた。

松脂蝋燭 松脂を集めて湯でやわらげ、棒のような形にしてから、竹の皮や笹の葉で包んだものでトウモロコシの芯を入れるものも有った。松脂は燃えやすく燃えつづけるから、すすが出るが、照明用に使った。(木ろう参照)


マンガン鉱床 北海道阿寒国立公園、地上のマンガン鉱床「オンネトー湯の滝(足寄町)」が近く国の天然記念物として指定される2000.6.23。堆積した結晶物が約30mの滝状の黒い鉱床を形成する。


木ろう → ろう

薬物 煙草 → アルコール → 薬物への三段跳びの図。常用者平成11年100万人推定。同年の押収覚醒剤2t(過去の押収量の5倍)
メタアンフェタミン(昭和15〜30年代ヒロポン、シャブ、スピ−ド、アイス、Sと言葉は変化した)。
 
ろう 絵ろうそく 櫨の実からろうを採っていた時代はかなり古い。大宝律令のなかに櫨樹栽培を奨励している。燈火用の原料として1,200年以上貴重な存在であった。延宝年間,琉球より清国渡来の櫨の実を薩摩桜島に移植したとか、天正年間博多の商人が中国より櫨のみを得て肥前の国に栽培したという記録が有るとの由。

櫨の実(厳冬期に採取する・直径が1cmぐらいの黄色く平たい円形で、そとがわに皮がついている)から木ろうを製造する。@圧搾法、A抽出法、Bその併用の3種類。<収穫して乾燥した実をたたいて皮を取り、振るい分けて実だけにし、実を臼でつき、ふるいでふるいわけ、粉になった果肉と固いタネの部分に分かれる。果肉の粉をせいろで蒸してから、俵に入れ圧搾機で搾る。固い種のほうは、臼でついたくらいでは砕けないので、火にかけて炒ってから石臼でひいて粉にし、同じようにして蝋を搾り出す。搾り汁を固めると黄色味を帯びた生ろう(なまろう・しょうろう)と呼ばれる粗ろうが得られる。抽出法は粉砕した実に溶剤を加えて、実の中のろうを溶かし出し、溶剤とろうを分別して粗ろうを得る方法であり、粗ろうを天日にさらしたり化学薬品で脱色し、さらに脱臭行程にかけられて『精製ろう』となる。

晒すためには、蝋の塊を釜で溶かし、細かいふるいをとおし不純物を漉し、灰汁(アルカリ液)をいれかき混ぜ、一晩おいて十分固め、専用のカンナで削りむしろに広げ水をかけ太陽の紫外線にあて、蝋以外の物質を分解して白くする。水をかけながら20日ほど日にあて、釜で煮、カンナで削り水をかけ、また10日ほど日で漂白。やや、黄色みを帯びた不透明な白となる。100匁蝋燭(400g)で一本200文(大工の日当が500文)19世紀初め。300匁蝋燭有り。普通は30匁。

たれたしずくの『流れ買い』は再生し魚油や鯨油をまぜ、使用。

楽喜(ラッキー)宮殿 徳島県穴吹町、郵便番号777、人口約7千7百、夏には約30万人訪れる、この町に北斗七星にちなんで、柄杓形に7つの宮殿をつくる。平成7年7月7日に第一号宮殿が完成。

化学合成品にみられない数々の独得の機能のある木ろう
 ・ろうそく:芸術的絵ろうそく、 ・文具:色鉛筆 クレパス、 光沢材:艶出し、 ・繊維油剤、 医薬品:軟膏、 ・化粧品 ポマード 眉墨、 食品の被覆用、 -----、

真紅に燃える櫨の紅葉は、青く澄んだ秋空に映える。

ろうそく 西洋蝋燭は、パラフィンやステアリンを使う。木ろう。櫨の実参照。

  和ろうそく 愛媛県内子町(大森蝋燭屋6代目太郎さん)、 長い竹串に、あらかじめ作っておいた灯心(とうしん)を差し、溶かしたろうを塗りつけていく。生蝋を溶かし(100度)40〜50度になったら串を浸す。温度を手の感触で確かめながら片手で串を廻し、もう一方の手のひらで手早く蝋を塗りつける。立てて乾かし、次々に重ね塗りをする。室温は22〜23℃が良いそうである。(上がると蝋の付きが悪く、低いとヒビが入ったり割れる)
芯 竹串に巻きつけた和紙の上に、灯心草と呼ばれるイ草の芯部分を重ね・巻き、蚕の糸を絡めていく。(和ろうそくの項;2000.9.18高新)
内子町は、国の重要伝統的建造物群保存地区
鉄の燭台 愛媛県内子町児玉政輝さん(54)高新2001.1.8 絹を焼き付けて色をだす。鉄の銃に絹を押し込んで反対側から取り出し、熱された作品に塗る。つや消しのいい色になる。お茶で煮たりするとタンニンで錆が出にくくなり黒っぽくなる。普通にニスを塗ることもあるという。

わがさ(「かさ」を参照)

和綿
 わわた 40種類以上 千葉県の鴨川和綿農園、「コットンボール農園」、四国には愛媛県にあかがねコットンボール銀行 0897・33・2991

  工事中   fc2 index.html


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