生協MyHPTOP ロービジョンケア等へ戻る

視覚障害2011年へ
第3回 これからの特別支援教育
を考える教育懇談会シンポジウム
みのり会TOP

カウンター.com               アクセスカウンター

動く飛行機  


就労ニュース18号より 2010年11月25日付け 高知新聞より  事故で視覚失った元脳外科医 佐藤正純さんが講演 高知市 「自分で切り開くしかない」 リハビリ楽しみ社会復帰
 脳外科医として活躍していた14年前、スキー場で転倒し、高次脳機能障害を負った佐藤正純さん(52)=東京都大田区=がこのほど高知市内で講演(視覚障害をもつ医療従事者の会「ゆいまーる」主催)。突然に背負った重い障害を受け入れ、のリハビリを通して医療福祉関係の専門学校などで教壇に立つようになった半生を、県内の視覚障害者や医療関係者ら約120人に語り掛けた。その要旨を紹介する。(徳澄裕子)

 横浜市の病院で脳外科医をしていた1996年2月、医局の仲間たちと北海道で初めてのスノーボードをしていて転倒し、頭を強く打った。数週間の昏睡(こんすい)を経て意識を取り戻したが、自分の家族の人数も分からず、人の顔も、マネキン人形の影のようにしか映らない。脳外科医として、頭を打って脳を損傷し、視覚を失ったことを受け入れなきゃいけないとは分かっていた。神奈川県のリハビリセンターに移ってからは、歩行訓練をしたり、大学時代、趣味でやっていたピアノの伴奏をするようになった。楽しみながらリハビリができたが、医師にはこれ以上良くならないと判断され、「家に帰って余生を」と言われた。まだ38歳。紹介されて行ったリハビリ外来でも「これ以上何をお望みですか」と言われ、挑戦状を突き付けられた気がしたが、後になってみればそれが良かった。「この先は自分で切り開くしかない」と思えたからだ。 見えない分、テレビやラジオ、テープ図書などをどんどん聞き、キーを打つと音声が出るパソコンで記録した。それをまた音声で聞き、読み直していくと物を覚えられると分かった。メールやネットで、情報を確認できるようにもなった。 ただ、これを仕事につなげるためには自分で動き回ることも必要。自分で電車に乗り、バスに乗っていかなくてはいけない。そのために、「○○の交差点で右へ曲がり何メートル」などと、方向や道筋を一つ一つ言葉で表し、頭の中に地図をたたき込むやり方を身に付けた。これで、趣味のバンドの練習や、いろんな場所に行けるようになった。リハビリの幅を広げ、「昨日よりも、今日は進歩したな」と思ったら自分をほめた。
 ある専門学校から講師の依頼があり、教壇に立ったのは、けがから6年。初めての授業が終わって「ああ、生きてて良かった」「こんな人生もあっていいな」と。仕事は最大のリハビリ。使命感があるし、必要性がある。無理だと思っていたことが、不思議とできるようになった。医学には、限界がある。どんなに頑張っても、助けられない患者さんをたくさん見てきた。死んでも不思議じゃなかった私が助かったのは、神様が「生き残って、人の役に立つことをしろ」と言っているのだと思う。与えられた仕事は困難でもやるしかない。
 リハビリは、単なる機能訓練ではなくて、復権のための哲学。患者さんが、どういう哲学を持って、どういう社会復帰を望んでいるか。そのため何が必要かを考えないと、本当のリハビリにはならない。私は、リハビリを何でも自分の楽しいことに結びつけた。それが今、障害を楽しみながら生きることにつながっている。

5 点字受験合格記念講演会のご案内
 高知での点字試験が実現して3年。県、高知市職員採用試験で念願の初の合格者が生まれました。これを記念し、次の課題でもある就労環境の整備について考える講演会を2月6日(日)14:00〜16:30、サンライズホテル高知にて開催します。視覚障害者としてそれぞれ三井住友銀行、大阪市役所でお勤めの岡田太丞氏、岸本慶子氏をお招きし、どのように人的サポートを利用されているのかを中心にお話をうかがう予定です。続いて開かれます総会、祝賀会にもお気軽にご参加下さい。

6 スクラップブックより
  2010年11月20日付高知新聞より 視覚障害の男性 初合格 県職員採用試験 高知市の吉岡さん 3度目挑戦実る体に障害のある人を対象にした県職員の採用試験で19日、視覚障害者として初めて、高知市升形の吉岡邦広さん(32)が合格した。県はこれまで、視覚障害者を行政職に採用することは見送っていたが、2年前、吉岡さんらが「県視覚障害者の就労を促進する会」をつくって門戸を開くよう求め、同年秋の試験から点字受験が可能になっていた。吉岡さんは3度目の挑戦で念願を果たした。(広末智子)

 5歳で左目が失明し、高知大学在学中に全盲に。2年の休学を経て復学し、盲とともに同大に通い続けた。05年の卒業後、大阪で一般企業への就職を目指して活動していたが、「活字が読めないのでは仕事にならない」「災害時に安全を保証でない」といった理由で、履歴書を送ることさえ許されないような門前払いを受け続けた。
 
07年10月に帰高し、県内の視力障害者らと「――促進する会」の運動に尽力。県庁や市役所に「民間の模範となり、障害のある人の能力を理解し、受験機会をつくってほしい」と訴えてきた。
 08年3月に県議会が同会の請願を採択し、県は県職員の身体障害者枠の採用試験に点字を導入。吉岡さんは点字の速読訓練を含めて猛勉強を重ね、毎年、試験を受け続けた。県の採用試験問題の音声化、障害者差別の禁止を求める運動にも力を注いで
いる。 吉報をつかんだ吉岡さんは「(合格には)まだまだ時間がかかると思っていた。試験勉強に協力してくれた点訳ボランティアの方をはじめ、お世話になった人たちのおかげ。お礼が言いたい」と感無量の様子。 ワンルームマンションで盲導犬エルマーと暮らす日々。採用された後は「図書館での障害者サービスや、障害者の雇用促進などの仕事に携わりたい」と張り切っている。

  中初級などに77人 県人事委員会は19日、行政や看護師など10職種の県職員採用中級・初級試験の最終合格者70人(うち女性43人)と、身体障害者を対象とした選考試験の合格者7人を発表した。中・初級試験の受験者数は前年度比138人増の合計446人。合格者数は定年前
の退職者数などから同24人増で、平均競争率は6.4倍(前年度6.7倍)だった。身体障害者対象の試験には22人が受験。行政3人、学校事務4人が合格した。


・・・また多くの公共図書館での、有能な視覚障害者の活躍も目覚ましく、大阪府立図書館の杉田さん、枚方市立中央図書館の服部さん、そして、京都府立中央図書館の仁科さんがそれぞれ視覚障害者を中心に障害者全般のサービスの中心的な担い手として働いていた。・・(左の写真は報告の正岡先生、図書館見学記前編=2011.1.8就労を促進する会ニュース=より)・・・

「図書館」への新し 〜著作権法改正で「図書館」が生まれ変わる?〜 正岡光雄
・・・・・・ ※マルチメディアデイジーとは文字と音声の入ったディスクであり画面上の文字の内で約10文字が黄色に反転する。そしてこの「反転」がコントロールされて好みのスピードで移動し文字の大きさや色、あるいは濃さなども変化できるものである。文字にハンディのあるディスレクシアの人や注意の集中が苦手な人、知的障害者の読書に最適である。

 京都府立中央図書館に置いてはカセットテープ、CD、デイジーの音声各図書とともにマルチメディアデイジー図書を含めた専用の図書室を持っていた点も大変ユニークであり、かつ進歩的でもあると思えた。・・・中略・・・また弱視対応の「拡大読書器」も各階毎に数台ずつ設置されるなど、読書を助ける
機器も豊富に置かれていた。学力向上を目指す日本に置いて図書館の果たす役割の大きさは言うに及ばないが、障害者が埒外(らちがい)に置かれていないことも嬉しく思った。 図書館は学力向上に留まらず、豊かな文化、芸術、更に優れた人格をも作り出すであろう。そういう意味でも図書館の役割は計り知れない。高知の明日の人材育成に置いても他県に負けない素晴らしい図書館を作ってほしいという、認識を深めた私にとって極めて有意義な図書館訪問の旅であった。・・・。


LION12月号 ・・毎年10月第2木曜日を世界視力デー (第1回は198年10月・マンハッタンのバッテリーパーク・ヘレンケラーの妹のひ孫ケラージョンソンさんがゲストとして参加・・「盲人のための騎士」として支援・・・・今年10月7日大阪難波の高島屋前で、LC国際会長夫妻や盲導犬帯同した視覚障害者やOSK日本歌劇団らとともに道行く人々に盲導犬募金への協力を呼びかけた・・。
大阪市鶴見区にある日本ライトハウスは1935年、世界でで13番目に設立され・・・。大阪天王寺区にある天往時動物内に「ライオン広場」で野点と記念植樹した国際会長・・。

201012.28高知新聞 兵庫の前川さん 視力低下の難病抱え公演 ・・作曲家の前川裕美さん(32・宝塚市)が全国の学校などで年間約100回おコンサート活動・・・本県にも毎年公演・・・網膜性色素変性症・・0.01ですべて緑色に見える・・立体的に物が見えないので段差がわからず・・・・昨年10月に死んだ盲導犬グレースとの生活を絵を盛りいて説明・・電車では盲導犬の証明書提示求められ、タクシーは乗車を拒否された」として理解を求めた。・・・。

2010.12.25高知新聞 県・高知市新図書館合う築基本構想検討委 ・・・ 視覚障害者の提言 県視力障害者の生活と権利を守る会の正岡光雄さん(72)と県視力障害者協会の松岡弘さん(74)の発言趣旨は次の通り。正岡 点字翻訳されている本は非常に数が少なく、(対面音訳などのサービスが受けられる)公共図書館が大事。災害を考えると併設予定の点字図書館は1 階にすべきだ。立地は公共交通機関がよく通る辺りが良い。松岡 点字図書館の閲覧室や音訳、点訳ボランティアが集える部屋を是非作ってほしい。CD化された音訳図書もあるが、カセットで聴く仲間も多いので広い書庫を。スペースを十分確保するという意味では、県立と市民を分けて建てたほうがいいのでは。

2010.12.21高知新聞 声ひろば 寺尾富貴子(59)会社員(高知市福井町)・・音声試験導入の試みは全国でも今回が3例目ということだが、これがさらなる呼び水となって視覚障害者の雇用拡大にもっと拍車がかかり、元気を引き出せる行政改革を施してほしいものだ。視覚障害者が働ける環境整備などまだまだ課題は多いだろうが、全国をみると全盲者、盲ろう者が社会の一線でで活躍されている・・能力を発揮でき働きがい、生き甲斐の持てる行政へ高知も改革してほしい・・・。

2010.12.4高知新聞 視覚障害者のフリークライミング世界選手権大会が千葉県で4・5日開かれ、本県から3選手が参加・・・2006年に全障害を対象に世界大会がスタート・・・国内では4年前ほどから視覚障害者の競技会や講習会が本格的に始まった。・・今回は視覚障害に限る発の世界大会で、ロシア・イタリアなど国内外の25選手がエントリー・・・本件からは前岡ミカ選手(46)夫の正人選手(47)、林道夫選手(47)・・・今年4月、視覚障害者中心のクライミングサークルをたちあげ・代表はミカ選手・・・10人程度が参加・・県障害者スポーツセンターが活動拠点・・県山岳連盟関係者やジムのトレーナーが先生ーー。

2010.12.6高知新聞  視覚回復 阪大初成功 失明した患者(10年以上前に網膜色素変性症で失明72歳、67歳、女性)の眼球(網膜の外側の強膜に白金の7mmm四方の網膜を刺激する電極、を埋め込み、眼内に約1mmの電極1つを装着。額につけた電荷結合素子(COD)カメラでとらえた映像を体外のコンピューターで白黒映像に変換。この映像情報を、こめかみに埋め込んだ小型装置に無線送信し網膜に電気刺激を与える。パソコン画面の光を指で追えた(追うことができた)・・。変性症患者は推定で4千〜8千人に一人。遺伝子治療や網膜移植、人工網膜の研究は進んでいる・・。

2010.11.30高知新聞 ・・故岡村洋子さんの遺志で点字図書館に4700万円寄付・・音訳ボランティアとして15年間・・録音図書約300タイトル・・3年ほど前に体調を崩し・・1月に入院するまでマイクに向かっていた・・。3月77歳でなくなった。長崎生まれ・終戦時に父親の郷里の高知市に移った・44歳で渡英、のち自宅で英語塾経営・・。

2010.11.8高知新聞 ・・高知県職員採用に向けて、県ははやければ来年度実施の試験から、音声で問題を読み上げる方式をとりいれるための検討に入った。・・・音声機器の導入が実現すれば、都道府県では全国3番目になるという(広松智子)・・・「県視覚障害者の就労を促進する会」が・・県議会に請願・・同年の7月定例会で全会一致で採択・・同年秋・・点字受験を可能にした。・・障害種別に関係なく、英語や図形把握などが出題される同一問題・・・成人になってから点字を読む人は速読できないので・・{・・会」などが引き続き、音声を使った試験も求めていた。・・大阪府と兵庫県のみ・・「・・会」のメンバーの一人、藤原義朗さん(高知市)は「視覚障害者のなかでも特に若い層では、日常的に点字より音声パソコンを使ってる人が多い。試験で実力を発揮するには何らかの音声化が不可欠。今の試験方法は世の中の流れに取り残されており、音声での試験が全国3番目高知で実現することの意味は大きい」と期待している。

2010.11.16高知新聞 高知県立盲学校生徒が香美市(土佐山田町)市立美術館で作品展 「私の中の卵の中の私」 多摩美術大の青木准教授指導 小学部6年から高等部3年の7人 ・・約3kgの粘土を30ウンほどこね、自分の中にある卵をイメージして卵形を作った。・・これを糸ではんぶんん割った後、間に置いたり中にはめ込んだりするギターやイヌ、女の子などを創作。素焼きした後、絵の具で色付けし、釉薬をかけて焼き上げた。動物が好きな植えた彩夏さんは、卵の中にウサギが猫を抱いている様子を表現。高等部3年の澤本和成さんは、大きさや色の違う16個の卵を作り・・・会場にはほかに、運動会のポスターや共同制作のアジサイなど計18点を展示している・・・。

2010.10.13高知新聞 障害者差別禁止 高知県条例制定を目指し準備会活動 代表者 07年に町田市から安芸市川北に帰郷して活動している樋口恵子さん 14日高知共済会館で、県視覚障害者の就労を促進する会の吉岡会長と県自閉症協会の横田理事が問題提起する・・・。準備会事務局088・824・0151

2010.9.15高知新聞 伝言板 県立盲学校は「来てみいや盲学校〜学校見学・施術体験〜」を18日午前の部=10時〜午後0時半、午後の部=1時半〜3時50分、大膳町、同校。生徒が施術するあん摩、マッサージ、はりなどの体験も出来ます。参加無料。

県視協だより あかり27号 平成22年8月発行 越前町2−4−15 高知県視力障害者協会 088・875・53247

網膜色素変成症 高知県設立総会 2010.9.12 電話0887・54・0225林さん

11月20日・高知市「重度障害を負った脳外科医 佐藤 正純 氏・・リハビリ」講演会

心のリハビリを楽しみながら生きる・・11月20日(土)14時30分〜16時高知市南部障害者福祉センター2F

心のリハビリを楽しみながら生きる・・11月20日(土)14時30分〜16時高知市南部障害者福祉センター2Fホール 百石町 рO88・878・9070

1984年群馬大医学部 「はなことば新横浜2号館」医療相談員、筑波大学視覚特別支援学校高等部非常勤講師、神奈川県立保健福祉大学非常勤講師、視覚障害をもつ医療従事者の会(ゆいまーる)副代表

14年前に脳挫傷で視覚をはじめ、歩行、高次脳機能などを合併した重度障害負った脳外科医が、その後自らのリハビリプログラムで社会復帰にいたるまでの体験から感じたこと・気づいたことを率直に語ります。

ゆいまーる高知交流会実行委員会 主催 落ち合わせ・事務局 電話088−840−0834 藤原義郎さんあて 

後援;高知県眼科医会・高知見理学療法士会・高知見作業療法士会・県言語聴覚士会・県脳外科傷友の会・障害者の生活と権利を守る高知県連絡協議会・県視力障害者の生活と権利を守る会・県視覚障害者の就労を促進する会・日本網膜色素変性症協会高知県支部

講演目次・・ポケットベルト冬のソナタ・着せ替え人形からセツフメード・オーダーメードのリハビリへ踏み出して転機へ・諦めから明らめへと悟って無理に頑張らず、それでも決して諦めず、心のリハビリを楽しみながら生きる・私の障害受容と重ね着人生・医療の両面を体験して感じたこと、自らを「Challenged」(挑戦するよう神から運命づけられた人)と信じて目指す今後の夢

講演会終了後に、視覚障害のある方の職業相談会開催


2010.9.23 13:30〜17;00シンポジューム 障害児に医療・保険・福祉と特別支援教育 高知女子大学永国寺キャンパス251教室
保育準備 事前連絡要 〜乳幼児期から修学前後まで シンポジスト(保護者・保健士・保育職員・研究者・支援学校教員・件障害保健福祉担当か職員)
基調提案 *医療・相談専門機関、母子保健・乳幼児健診、児童福祉乳幼児健診、児童福祉障害児福祉。*県立療養福祉センターに小児整形、神経(てんかん)の専門医不在(岡山大に紹介;日程と経費)。精神科で3〜4ヶ月の予約待ち。思春期の発達障害には対応し得ない。自動デイサービスは無い。相談支援部においては発達障害以外の相談機関とはなり得ていない・療養手帳などの判定業務中心。*中核市・高知市;傷害児通所施設が無い・児童相談所が無い。
子どもの発達診断 4つの視点
@発達;認知・言語発達、全身運動・巧緻性。自我発達・情緒発達。A特異な行動;コミュニケーション・社会性・情動・全身運動・巧緻性・認知・貴になる行動。B障害程度・強さ;傷害と程度・自尊感情、自己効力感、環境(療育・かかわり)による障害への関与。C発達環境保障;家庭におけるかかわり・保険、福祉資源、医療、訓練資源、保育、教育資源。
シンポジューム 落ち着いた・ゆったりと子にたいする環境をどう与えていけるか。親不在でも周りにみてもらえるような環境づくりも親の仕事・親がつまづきから立ち直ることが出来るよう・・。高知では1箇所で診療してもらえる病院が存在しない。昼夜逆転して1ヶ月以上・・子供への使命感で自分が入院・・悪循環。8ヶ月で盲学校の相談が受けることが出来・・3歳で幼稚部へ・・今5歳・・体力が付けば盲学校にもどりたい・・。
町村保健師・学生ボラ・NPO法人がスタッフとなり発達支援の内容実例(ことばの教室、自由遊び=名前予備・手遊び唄・ボール渡し・空中ブランコ・いすとりゲーム・リズム・・=)。ハイリスク妊婦の選出、子ども発達と母親の子育てで状況把握し、ペアレントトレーニング・・・

2010年10月30日(土)未来を開く教育の集い 13時〜 全体会は15時50分〜18:00 高知市勤労者交流館(高知市丸池待ち1−1−14)事務局088・822・6822 31日 9時半〜12;30 高知女子大学子大永国寺キャンパス南学者135教室 講演「障害のある子どもの教育改革提言¥インクルーシブながっこうづくり・ 地域づくり」荒川智さん(茨城大学教育学部教授・全国障害者問題研究会委員長)。報告「これからの特別支援教育のあり方を考える会の取り組み・提言」「高知県立と区別支援学校の再編と私たちの運動」藤木真由美さん(高知県高等学校教職員組合障害児学校部書記長)



子ども怒るな 来た道だから 年寄り笑うな ゆく道だから これから通る今日の道 通りなおしの利かぬ道 来た道 行く道 ふたり連れ

思い立ち検索してみましたところ、いたわりゾーン;これ何?というものを発見しましたのでご紹介します。向こうは「穀潰しゾーン」らしいのです、この少年は豹変し・突き飛ばし・金を奪い街中に姿を消したそうです・・。いたわりゾーン、いたわり充電モード・・・・

2010.8.2 高知新聞 障害者権利条約の精神 早稲田大学客員教授 湯汲 英史(ゆくみ・えいし、言語聴覚士、精神保健福祉士、社会福祉士・)
国連が認める唯一の知的障害者の団体、国際育成会連盟による4年に一度の国際大会が・・ベルリンに70以上の国から500人を超える人たち集日まり・・日本からは84人まり・・「知的障害のある私たちにたいして、敬意を持って接してほしい」障害に対するリハビリや保護でなく、お互いに人間として交流することを求めるのが、障害者権利条約の考え方だ。その際必要なのは、障害のある人への敬意である。それがなければ、対等な関係は築けない。
これまでは、「知的障害のある人の話は分からない」「こちらの話も理解してもらえない」「コミュニケーションがとれなくても仕方がない」・・間違っている。ドイツにおける・・「生きるに値しない命」として「灰色のバス」・・抹殺された人の数は約7万人・・。現代でも、ルーマニアのチャウシェスク政権時代、10万人近くの知的障害の子たちが、裸のまま悲惨な処遇を受け施設に(私の記憶では;にわとり小屋そのもので、「共産政権国には障害者はいない」政権リーダー・・赤リボンをつけた少年のエリート群をTVでみた」)放映され大きな反響をよんだ、わずか20年程前の出来事。・・障害の有無に関係なく、社会の中で共生するという考え方・生き方を意味するインクルージョンが重要になる。・・・。命ある存在として、敬意を持って社会の中に包み込まれる必要がある。・・・。


AL-003 無線式警報ブザーです。6mはなれたら100デシベル以上で鳴動。SW操作で鳴らすことも出来るようです。そのウエブサイトです。品物だけでなく子供の混雑にまぎれこんだときにもうれしいグッヅズ
http://www.nissinweb.co.jp/musen.html

研修会のお知らせ  高知県立盲学校 同窓会
 今回、初めての企画として、県外から講師を招き、本会主催の研修会を開催することになりました。 3年前、学校教育法が変わり、法的には盲学校という名前がなくなりました。その代わり、障害児・者をひとまとめにした特別支援学校という新たな制度ができました 。それによって、各地で盲学校とろう学校を合併させようという動きが出てきてお ります。本県におきましても、学校再編成問題が起きております。我が高知県立盲学校は 視覚障害に特化した施設として存続させなければなりません。そうした事柄につきまして研修会を開催します。どうか多数ご参加くださいますようお願い致します。記
 日 時  2010年 9月5日(日)13時〜15時  場 所  高知市越前町 盲ろう福祉会館
正岡先生より;有光先生リポートを紹介しながら、10年前に決着した移転転問題を報告・万々の養鶏場・おおそねの高知農業高校の北・池の三箇所についての反対運動実施した経過のあらまし、電車もバスも市役所もない場所の不便さ・・。
高知盲学校の先生から特別支援教育制度の変遷・現状(学習障害発達障害児童生徒の急増実態・視覚障害児童生徒の微増、重複障害児の増加など・・。全国盲学校68校のうち、すでに名を変えたのは21校(3分の1が支援学校に変化)
 テーマ  「松山盲学校とろう学校の合併阻止運動の取り組み」
 講 師  愛媛県視力障害者協会 楠本 三男先生 平成19年8月新聞紙上に移転併設の県議会頭越しの報道・・「盲学校を現在地に存続させる会」会長に推されて就任。運動場プール体育館共用クラブ活動に支障・実技を受ける市民の交通の不便、58,697筆署名を添え請願、10月5日県議会で採択。<第三者委員会(=併設することについては、盲学校関係者の理解得て併合を進める)の結論もあった>現場の意思が固くまとまり・構成団体のコミュニケーション・関係団体の共通理解のうえで・請願署名(窓口を)与党(自民公明への)に絞った・新聞報道の協力がキーであった・・・。山口さんという父母の会へ(会長をバトンタッチ)・・。聾学校の単独校化はみのらず・メールを通してのコミュができなかった・・。松山盲学校とは2013年までの話でその後は今後の問題・・。(盲の)単独校は10名ほどは必要・・体育・生活・音楽・歩行・寄宿舎等は盲学校で・・以外を普通校でということも(考慮の要あるのでは・・)・・。議会傍聴席には杖の持込は出来ないので「折りたたみの出来る杖をバッグに入れる用意を・・」。

参加者の発言に、思い出等として・・聾生徒間の授業中の手話の雑談・・紙に包んだ汚物の陳列された例・・視覚障害者側がからかわれた例・・緊張感が絶えず持続したことなどは、避けねばならないこと等の報告・・。

2010.5.21高知新聞 秋田県立大 「電子つえ」 20日、秋田市で開催中の全国盲人福祉大会でお披露目。顔の高さにある看板や自動車のサイドミラーなど(トラックの荷台から突き出した木材など)顔の高さに突き出した障害物・・杖に超短波センサー2個・グリップなどが振動して知らせる・・従来の杖と同程度の約300g・「秋田精工」(秋田県由利本荘市)今秋(2010年秋)商品化・3万円程度で焼く5万本の販売を見込んでいる。
「あかり27号」の日盲連全国大会(5月19日から3日間秋田で開催のデモンストレーションの「電子白杖」について・松岡先生の体験報告引用;・・・杖の上端にはゴムの輪がついており、グリップの下には小指の先ほどの小さなセンサーが2個ついています。首から下の障害物にはグリップに、首から上の障害物には手首のゴムの輪に振動として伝えられるます。まだ誤作動はあるものの、顔の前の障害物が回避できるという点では素晴らしいと感じました。・・・この日は約300人の視覚障害者が杖を体験・・。杖は機械金属製造「秋田精工」(秋田県由利本荘市)が今秋にも商品化、3万円程度で焼く5万本の販売を見込んでいる。

2010.1.23 今朝の高知新聞には、手話通訳できる人が全国で数千人(点字を読める人は1割の3万人、あとの人々は音訳された媒体物なり対面音訳奉仕者による)。で、高知工科大学の岡田守(おかだまもる)教授は、「画像処理とパターン認識を生かし・・手話動作を取り込み・・分析解析して一つずつ単語や文章に当てはめ・・将来的に『同時通訳』も目指す・・。

先月のNHKTVプロフェッショナルでは、「淺川千恵子」・・全盲で若手IT技術者育成中で、文字を音声化した経歴もあり・・番組の中で、いま背景の読み取り・音声化の実用化を目指していると報告なさっておいででした。・・画像の商品の色調を読んで「年配の女性向けのサイトだとか、画像は若向きのファッションの展示物だとかを、先月の番組内では・彼女から指示されて開発中の研究者が(現段階では)手動で・用意していた短文を選び音に出していた。点字を読むことの出来る1割の方々でも・読み取りの速度は淺川さんでも遅い(たしか、中学末での中途失明)、速度を実演しました。



2010,4,.24 高知新聞 盲ろう者県友の会発足(設立) 盲郎者=目と耳の両方に障害がある 準備会ふくめ全国に45の関係団体がある・・県準備会では4人と通訳・介助モノ15人が就きに1度集う・・現在推計で百数十人いるが交流はほとんど無い・・高橋万理さん(57)高知市介良乙は重複障害者として全国で初めて、はり・きゅう師試験に合格・・同会への入会問い合わせは県聴覚障害者協会(088・822・2794、Fax088/875/5307)

みんなのねがいセミナー「北欧と日本 福祉と教育 何がちがうのか」 講師 薗部(そのべ) 英夫(ひでお)さん日時 4月25日(日)13:00〜15:30
(受付12:30〜)場所 高知大学 メディアホール(朝倉です。校内自家用自動車乗入・駐車可)(正門からまっすぐ(すぐ)、東側にあります)

北欧に何度も訪れている園部さんに北欧の福祉、教育の話をしていただきます。福祉や教育についての考え方やあり方について考え学びあいましょう。日本の現状や私達の願いも出し合い深めていきたいと思います。多くの方の参加をお待ちしています。
講師紹介
全国障害者問題研究会事務局長1956年 群馬県生まれ
1982年 金沢大学卒業後、全国障害者問題研究会専従スタッフ。85年より全国事務局長。東京都東久留米市在住
<主な書きもの>
・『北欧 考える旅 ー福祉・教育・障害者・人生ー』全国障害者問題研究会出版部(
2009)・編著『障害者と家族のためのインターネット入門』全国障害者問題研究会出版部(2001)・編著『パソコンボランティア』日本評論社(1997)「出会いの嬉しさ できる喜び」・編著『障害者のパソコン・ワープロ通信入門』全国障害者問題研究会出版部(1994)

2010.4.16高知新聞 声 ひろば 全盲女性の夢応援 雨森克弘 50 農業 高知市春野町秋山) 世界保健機構(WHO)の推計では、世界に1億6100万人のの視覚障害者がいるそうだ。その90%はアジア・アフリカ・ラテンアメリカ、環太平洋地域で暮らしており600万人が18歳未満の子どもたちだという。−−中略ーータイの視覚障害児に本を届けたいと、国際交流の大きい夢を描く全盲女性、堀内佳美さんが私と同じ町内にいる。−−−現在はタイで夢の実現に頑張っている。−−予算が出来たらバスを買って、あっちこっちぐるぐる回って図書館サービスを始めたいと話してくれた彼女がいとしくてたまらないーーータイに送る堀内佳美募金箱を設置した無料シャクヤク観光農園、今年も開園です!

2010.4.7高知新聞 視覚閉ざして見えるもの 12日午後10時〜放送WOWOWドキュメンタリー 「闇を歩くダイアログ・イン・ザ・ダーク」
暗闇の会場を視覚障害者に案内アテンド)されて歩きながら、さまざまな体験を楽しむ約1時間のイベント。昨春、東京渋谷にオープンしてからの1年間にわたるスタッフの取り組みを見つめる。・・視覚障害者がsるスタッフのバイタリティ・・「個性の強い仲間と話していると自分の視野が広がる」「出産に対する楽しみと不安な気持ちはアテンドを始めるときの気分に似ていると語る妊婦の女性」・・視覚をを閉ざすこのイベントで見えてくるのは、彼らの「明るい」世界・・・。

日時 2月6日(土) 街頭署名行動 14時から15時まで  場所 高知市グリーンロード  内容> > 1.知的障害の特別支援学校を高知市に新設> > 2.高知ろう学校のセンター的機能充実  3月議会向け  短期集中的取り組みになります 高知県視覚障害者の就労を促進する会からのお知らせです

2010.1.30高知新聞 
視覚障害者4人の写真展 耳や手触りで、撮って 観(み)て NPO自立サポートセンターあきらめないでが、昨年6月より開いている写真教室の生徒4人の作品展 ・・パソコンで写真を単純化したあと、盛り上がるインクを使い触ると輪郭が分かる技術考案、印刷機は輸入・・夫婦で教室に参加している喜美子さ(64)は2歳で失明、良太郎さん(65)もカメラを持つのは、初めて。・・喜美子さんは「空に浮かぶ雲とか水平線ってどんな形なのか。自分で写真を撮って確かめてみたい。良太郎さんは、「好きな野球の写真が撮りたい」と話している。

-----Original Message-----
From: silver-kochi-bounces@mb.inforyoma.or.jp [mailto:silver-kochi-bounces@mb.inforyoma.or.jp] Sent: Thursday, January 28, 2010 6:15 PM
To: silver-kochi@mb.inforyoma.or.jpSubject: [silver-kochi 53407][silver-kochi 53405]
裁判員制度の周辺へ追加

つれの皆様へまた、長くなりましたが、手元に127日の高知新聞「声・ひろば」がありましたので、ごらん頂いている方も多いことと存じますが、一部を転載させていただきたいと思いました。以下・追伸です。
「障害者不適任危ぶむ」のタイトルで、藤原義朗49理学療法士(高知市上本宮町)私は、一昨年1118日付の本欄に『裁判員制度に望む」を投稿したものである。その中で障害のある弁護士の活躍や障害のある裁判員への保障の必要性述べた。120日の報道によると、19日、県内で初めての裁判員裁判に聴覚障害のある方が裁判員候補者として呼び出しを受け来所。事前に質問表で手話通訳を申し込んいたのに、手配が出来ておらず、結果的に裁判員に選ばれなかったとあっこれは、裁判員法36条による不選任手続きが行われた可能性もある。この条文には、検察側、被告側それぞれ4〜7人の裁判員候補者を理由なく除外できると記されている。また、30条には質問表の位置づけもされている。・・・略・・不選任が意図的に行われたとしたら、危険な第一歩にほかならない。いろいろな人の経験や知識を司法に生かしていくとする本法の理念は絶対に守っていただきたい。


2010.1.12 高知新聞 NHKTV10:00PM プロフェッショナル 失明した不屈の研究者・淺川智恵子さん・・いわばITのバリアフリーを研究としている・・。

2010.1.7高知新聞 
・・高知県立盲学校卒後、寮のある教徒府立盲学校専攻科を経て仏教大学社会学部入学・現在4年の佐久間舞さん(23)生来の全盲・京都市北区・・・多大が訓鉄道好きの友人らと知り合い・・四国全線制覇を皮切りに・・昨年3月には・台湾を訪れ新幹線と森林鉄道に乗り初日海外鉄道も味わった・・。(阿里山駅に立つ本院提供の写真・3段)・・。

2010.1.6 高知新聞 
タイに移動図書館を 全盲の女性 夢実現に現地へ 高知市の堀内佳美さん(春野町・26) 高知盲学校から筑波大で英語を学び1年間米国に留学(タイからの留学生と知り合う) 国際基督教大学進学しタイへ留学 その後、インドでのIISE(国際社会起業家協会)の研修に参加しプロジェクト実現への手順を学びタイの図書館作りへの夢が具体化 計画はARC(みんなのための図書館) 「来月にでももタイへ行ってまず、紙芝居のようなお話界を開きたい、そして予算が出来たらバスを買ってぐるぐる回って図書館サービスを始めたい・・」 堀内さんのメールアドレス; bookworm@alwaysreadingcaravan.org


1月10.11日の全日本視覚障害者協議会中四国地域交流集会の中での講演会のご案内を、以下のメーラーと、ワード添付ファイルにて、送信させていただきます。
よろしくお願いします。


講演「ロービジョンケアの診療報酬化と身体障害者手帳認定の改善」

 ロービジョンケアは、保有視覚を最大限に活用し、QOL(生活の質)の向上を図るものと定義されます。

できなくなった些細な日常生活動作をできるようになることで、生きていける、仕事ができるという自信の回復が図られ、その積み重ねが障害の受容となっていきます。
 しかし、眼科医療の中で診療報酬に位置づけられておらず、眼科リハビリ
テーションを遂行する上で大きな壁になっています。
 一方、身体障害者手帳の等級認定については、両眼の視力の和が基本となっており、視野や夜盲、しゅう明などの評価はわずかにすぎません。
この二つの課題を解決していくためのきっかけとなる講演会にしていきたいと思いま

す。
          記
◆日時: 2010年1月10日(日) 午後3時〜5時
◆会場: 高知市保健福祉センター(1F検診講習室) 高知市塩田町18- 電話: 088-823-9111 088-823-9111
◆講師: 田淵 昭雄 先生(日本ロービジョン学会理事長、 川崎医療福祉大学医療技術学部教授) ※参加費無料
主催 高知県視覚障害者の就労を促進する会 全日本視覚障害者協議会中四国交流集会実行委員会 お問合せ 藤原義朗(電話 088−840−0834)




特別支援教育 2010年2月28日(日)13時30分〜17時
<場所>高知大学 メディアの森「メディアホール」<日程>13:30 開会 基調報告  14:00シンポジウム シンポジスト報告15:20討論  17:00閉会1月22日の高知新聞社説に「十分な教育環境を整備せよ」というタイトルで、特別支援学校の再編問題が掲載されました。県教育委員会で再編案が承認されたためです。ろう学校への日高養護学校の分校併置や職業教育中心の高等部だけの分校設置の問題、本当に、高知市内の知的障害の子どもたちの急増に対応できるのか!など論議を呼んでいます。わたしたち「考える会」は、特別支援教育について提言を発表し、12月23日、第2回教育懇談会で論議を行いました。提言は、特別支援教育の理念や具体的な検討課題について提起し、参加者から多くのご意見をいただきました。第3回は発達障害をテーマにシンポジウムを行い、保護者、教員(小、中特別支援学級・通常学級、高校)より現状を報告していただき、その課題を探りたいと考えています。 

【問い合わせ先】(088)844-8436 高知大学教育学部 稲富眞彦研究室  ※保育事前申込み (088)873-906 6  高知県母親運動連絡会(武井)主催:これからの特別支援教育のあり方を考える会(会長 田中きよむ 副会長 大崎博澄 稲富眞彦)

国際レベルにおける障害氏の権利保障をインクルージョン、地域性、学習保障、量と福祉の保障という4つの理念(国連「障害者の権利重役」)子どもの権利条約、新教育基本法)において示した。

4つの理念ごとに基本的事項を示し、具体的目標として5点を示した。
@特別支援学校倍増 6校増(本稿4項、分校2校)、A居住地から3〜40分の範囲に特別支援学校配置、B特別支援学級と特別支援学校の教育課程の共有(相互浸透、相互乗り入れ、交流共同学習)、C重度障害児が在籍(認定就学制適用外就学者)する教育困難特別支援学級の解消、中学校特別支援学級の教育実践の充実、D高校、幼稚園への特別支援学級設置


高知県でのこれからの特別支援教育

T;KEY CONCEPT 理念 包容 inclision 子どもの人権 二重の学籍(指導要領)最善の利益 地域の小中学校と特別支援学校の双方に学籍を置く(地域の学校における教育を実現)
U;地域性の保障 同一性・差別の無い教育権の保障 自宅もしくは居住地から3〜40分以内に特別支援学校を配置
V;発達権(最大にする)と学習への権利保障(内容の保障) センター機能の進化(深化) 支援学級と支援学校のカリキュラムの相互浸透(乗り入れ)
W;最高の医療地福祉の保障(専門性の向上) 総合療育福祉センターを医療センターに隣接 障害児カルテ作成(医療・福祉) 個別教育支援計画(教育)

 現 状

シンポジスト 保護者;養護施設職員 神尾さま、 高知市立鴨田小学校 南教諭、 高知市立成分中学校 竹中教諭(不登校ご指導)、 太平洋学園 岡林校長(通常の高校への進学・学級への適応等)、 県立精神保健福祉センター 山崎所長(発達障害・専門の精神の先生、地域や教育へと幅広いご活躍)、 司会 高知大学 稲富教授

保護者・日々のご指導御担当 神尾さん 高知では8施設・経済的また疾病などで日々の養育不能の18歳未満の生徒、障害児・医療の必要な生徒が増えてきている 能力的には問題なくても発達所為うがいに似た落ち着き・自己肯定・友人との交友に問題 2〜3割以上・5割あるのではないだろうか 適切な学習の場が保障できているのか(成育歴・言動の観察・援助の必要な分野・隠れたつまづき・・心の内容・・どの関係機関につなげるか・・通常学級でいけるか・・対象・受け入れでないと判定される場合が増えている・・・どう連携し支援してゆくのかは県外の施設でも同様。告知と受容・・・受け入れできなかった人・18歳以降の自立指導についての親子ともに・同時に課題がある・・・頑張ってきたが、中学生になると・または高校生になると・自分がボーダーにいることを受け入れること(支援学級生なのだとの受容)が難しくなってくる・・つまづきに応じた学級側でのカリキュラム(学校生活だけでなく社会適応の自尊だとか)・・障害の診断がついているほうが進学などで有利なのではないかとも感じる矛盾、受容の自己認識力の低さ(を嘆く)の矛盾。愛着感の養成・・地域・学校・親との連携の必要性。

南教諭 とりなしの形で支援教育 現場的には・この10数年は校内は落ち着いてきて、理解が必要なのだとの理解は深まってきている、その学校の教育をリ−ドしていて・・、小学校の26人が担当し転勤・(うちの小学は、教員6人のうち2人は肢体)、(本人にとり)通常学級が良いのか支援学級が良いのかを判定する・オンリーワンというテーマで他の学級担任と学習、「がんばれ」「元気で」とかは・・、発達という面を学ぶ必要がある(障害児学級から見て)、みんな違ってみんな良いという視点が必要・・6年生まで学級にいたら良いとおもう生徒が(祖父が親権者・最後はわしが面倒を見ると・・)最後は普通の中学校を選んだ・・小学校ではうまくいっても通常学級に戻るケースもある・・教育的ニーズのある生徒に出来ているかとかには疑問・・適正な就学援助の必要性あり・・家の理解はすすんできている・・中高になり違いがでてくるのかは、心配している・・。
(高知市では、中学校には小学校の3分の1、安芸市では2分の1の数字が司会から発表されていた)

竹中先生 1年7・2年6・3年7クラス、3つの支援学級3名の先生、640名の県内最大最大の中学校、不登校と就職の御担当の先生・・思春期まっさかりの年齢層・・虐待・不登校・発達障害生徒への支援・・支援を発見しても遅い=小学校で発見していれば中高就職に対応しやすいのではないか・・学習習慣・一日中つききりの観察は出来ないので他の教員からの情報伝達交換が必須・・見過ごす場合が・・数字は良いが漢字の一つの偏が抜けていることに気づく=学力も支障ないがなにか障害があるのか?本人への告知とか検査に持ち込むのが困難→失敗=テスト問題が簡単すぎでしやすい・傷つく・・進学の家庭相談・・文字書き取りに気づいたが・きづいて対応できるのか・本人の躓きにいつ誰が気づくのか・・早期発見・ケアの必要性・・ボーダーは中学校になりきつい=ベル着とか授業の難度についていけない・出来ない状況・保護者の通常学級にとどまるという保護者の意向が強い・・。

岡林校長先生 単位制の説明・教育の自由化のなかで発足・全日制の中退者の単位の換算・ボランティア活動の単位換算・必履修科目は半分程度・・・通信制とか1時間目から始まる教室・3時間目から通学出来るクラス・・集団授業に参加できない生徒には(公立でやれない私学での柔軟性)とりいれるカリキュラム採用(定通併修による出席日数のクリアー)・・三者面談方式での授業・・車で来てー1ヶ月車で握手してー教室に入りー経済問題家庭での保護能力に課題のある生徒が診断をうけていまい・・小中で報告のある生徒は症状が軽い・・ない生徒(支援をうけてない生徒)は重い・・北高校では定時制か!といわれ(都落ちか!に近い感想を・同じ保護者から「卒業のころには親の嬉しい気分が」聞くことがあった・・。作業が・・障害があるから仕方がないと中学校時代に聞き・大人の偏見等により発達障害・不登校・・中卒で就職難・経済的失速・・小学3〜4年ごろから進学の課題が出てきて・病名がつくと進学できないのではとかがあるようである・・追手前・土佐高等有名校・・・地域の中でどのような保障ができるのか、条件整備はどうあるべきなのか・・

発達障害、特別なニーズを必要とする生徒の状態・・精神保健センターの山先所長(幼・小・中・高・高齢者からの相談うけたり支援したりしている)・・告知の課題・障害のレッテルがつくのが問題ではなく・社会の中で支援の必要なひとにどのような接点を点をもつのか・・虐待?・当時面接したケースでは、ついつい手が出た・・犯罪がらみの表面的報道(コミュニケーション障害・躓き・・)8何故このような事件を起こす状況が改善されてなかったのか・・人間関係がつくれない友達が出来ないどうづれば・・思春期では友人を作れと教師 → 勉強を頑張る → 自分を守るために趣味 → 痴漢行為も発現・ストーカー等の事例 → 友達が出来ない・必要なのは継続して支援することで・病名が同定されたら・それでオシマイでな無い・・全人的に支援の連面性す・・どういう対人関係を作ってゆくのか、人とつながったらよいのか・・軽度のボーダーの方々が小学校高学年で躓いてくる・漢字や九九・・苦しみを理解する・きちんと周囲の人が寄り添う・・障害の裏側にある心の問題に寄り添う・将来の夢の発現に寄り添っていただきたい・・本人のやりたいことや夢に・・・。早期発見・早期治療は、きづき→ つなぎ → 専門的期間につなぐ → 継続的支援・・。


質問・発言へのシンポジストからの発言(16時20分〜)

特別支援の保護者以外の要因(通常学級・・);難しい保護者(理解・子度への期待大への学校側の添い方)施設だからというのではなく、そのこ自身が子ども関係のつらさがでてくるだろうからとの学校側の意向には親が(理解しない)ならない、能力的には問題がないので今は必要がないとの食い違い・・通常クラス担任の先生が問題ナシとして学校により差異があるように思う・・途中転籍(普通 ⇔ 支援学級)は、あまり担任が保護者には言わない、家によっては担任に捨てられる重い厄介払い?・・転籍はコーディネーターや管理職の立会いで支援学級側から話をシステムとして行う・急がない・難度もいつでも支援学級を見てもらう・・かっては各学年には学級に不登校がいたので毎日6時間目には職員会をやり下校時までに子どもと学校全体でかかわろう、休み時間にも丁寧に生徒と付き合うこと・・

子どもの代弁者をどう作ったのか、幼稚園にも高校にも作ったらどうかとか・・に対して : 知的障害の無い子どもに対しても保健室など安らぎの場所をどう提供しているのか ; 障害の有無にかかわらず・違いは認め合ってゆく・友達の良いところをみていこう・小学校で画一的なのは宿題・うちの学校には宿題が無い・違うのが普通であたりまえというクラスの運営をすすめている。学級作り・友人とのつながり・集団をどう作るのかについての解決は・環境づくりなどに留意しているのでご心配無用、満足しているのかしてほしいことなどのちぉうさはしている・かかわりがほしい生徒には相手により対応を変えたり、信号を受け止める努力・クラス作り・教室の戻る2段がまえの部屋等も実行している・・。
集団作り・事故肯定感醸成・フリールームの設置や人間的なふれあいの工夫・行事での取り組み・・<(発達障害への理解を深めるために)病気についての勉強会は大丈夫でしょうかという過去の相談事例>・障害理解・病気理解は大人でも難しい・・仲間に入るのは難しいから専門家からの考えも聞きながらすすめよう・・

開会挨拶

シンポジスト

会長さん

2010年1月高知県教委の第一次の「県立特別支援学校再編計画」では・・財政スリム化を前提として・・ノーマライゼーションや特別支援教育の理念に基づき・・いっそうの充実をはかり・・を決議。考える会は2月16日に意見と提言をしている。一部分を抜書きしてみた、@「民主的合意や手続き上の問題、職業教育に偏重することや学習条件の(養護とろう学校併置は、体育館プールグランドは共用となるので補聴器使うことなど)低下の懸念される。A改革法工の提言;1、二十学籍を前提にカリキュラムの相互浸透を図り・・専門教育と教員の質的向上・・地域の学校への包摂。2、同一敷地内への併設・併置でなく・・中芸・高幡・に特別支援学校設置、高知市東部と南部への知的障害等の特別支援学校の独立設置と県頭部・西部に・その分校を。3、支援学校は小中高一貫教育で、寄宿舎(福祉的教育的発達保障機能の確保)併有。4、高校と幼稚園に支援学級を設置・幼児期から高等部までの地域教育保障を・・。B医療との連携確保、障害児の教育専門機関との連携・・。医療幡多包括的発達障害児施設に対応する「総合福祉センター(仮称)と通所機能を持つ福祉型包括的発達障害児施設(仮称)を高知医療センターに隣接して設置。県内の各福祉保健所圏域ごとに、福祉専門職・就労生活支援専門職・発達相談専門職を支援学校に配置・・検診・教育・医療・福祉・就労支援が総合的な連携の下で受けられる体制を圏域ごとに整備・・支援システムを構築する必要・・、以下略・・。



index.html inserted by FC2 system