マリアナ海溝の海底で、新種の有用細菌を発見;海洋科学技術センター(横須賀市)アオピー性皮膚炎に効く2003.6.27高新 有用細菌;抗生物質や臓器移植に使われる免疫抑制剤、洗剤に使われる酵素など有用な成分を作り出す細菌。すでに土壌や森林、海岸部では、ほぼ探し尽くされ、細菌は深海や火山、地下深部といった極限環境に生息する微生物に注目が集まっている。300度でも生きられる超好熱菌や石油を作る細菌、600気圧で成長する細菌などユニークな性質の機能解明が進められている。 ワシントン2002.12.20共同 温暖化 ⇒ 北極周辺で雪の上に降る雨の量が増え、雪の表面を覆う氷となって(冬に積もった雪の上に、雪でなく雨が降り、これが凍って厚さ数センチの氷となる)、トナカイがコケ等の餌を食べられなくなる。〜すでに大量死が報告されている〜2080年ごろにはサンタクロースの乗り物は、今とは違ったイメージになるかもしれない(ワシントン大、ジャッコ・プコネン助教授) 米 ”有害”廃船輸出 2002.12.16高新 有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)やアスベストが船内に残っている米軍の廃船を、生みに沈めて人工魚礁にするため、発展途上国などに輸出する計画を決めたことがわかった。〜バーゼル条約には「リサイクルが目的であっても、先進国から途上国への廃棄物の輸出は認めない」との規定があり、環境保護団体は米国の決定を「豊かな国が時刻の汚染を貧しい途上国に押し付けようとしている」と批判している。 国土交通省 食用油(菜種油など)燃料<軽油のかわり>の車開発へ:温暖化対策 2004年度中にエンジン設計「バイオディーゼル燃料専用車」を2006年までに開発すると発表 船を汚さぬ船底塗料;環境ホルモン溶出なし;2004.6.29高新 奈良先端科学技術大学院大の藤木教授や日本ペイント共同開発、ガラスの曇り止めなどに使われるある種のアンモニア塩に着目し抗菌性を実験室で確認。むらさき貝を寄せ付けず、抗菌剤も溶け出さなかったという。 内海の環境汚染 index参照(2001.1.17) 心痛む内海汚染 2001.1.17高新より引用 海洋ジャナリスト 小林則子さん 瀬戸内海の『ゴミウオッチ』というのがあるんです。海上に漂っているごみの見張りです。ヨットで航海中は、ほかの船や漂流物にぶっからないように必ず交代で見張りにたつ。瀬戸内海では、ごみも要注意。ビニールのひもやポリ袋が潮流の境目に帯状にたまる。何百メートルも、ときには数キロにも及ぶ。ヨットのスクリューに巻きつくと故障を起こす。 〜発砲スチロールはものすごく細かく砕けて行く、それがエンジンの冷却水の中に詰まりオーバーヒートさせたりする。魚が呑み込んでいるという報告もある。 廃油ボールも(黒いベトベト)今も東京湾などには多い。船体につくと洗剤を使わないと落ちない、すると海はまた汚染される。東京湾では船体にフジツボがつかない。水質が悪化しフジツボが生息できない。アンカーのチェーンがピカピカに光ってやせてくる。どんどん細くなり切れてしまう。海水に何が溶けているのか、海はヘドロで悪臭の死の海。 〜日本でも昔からいい漁場の後背地は緑が豊かだった。宮城県や北海道の猟師さんが内陸の河川の源流一帯で植林をしていると聞きましたが,豊かな海がある。逆に、陸上の開発などで環境が破壊されると海の環境も悪化する。良くも悪くも症状が海に現れる。 有明海の養殖ノリ不作 諫早湾干拓事業(3,500haを全長約7kmの潮受け堤防で閉め切り、内部堤防で囲んだ約1,800haを農地に、両堤防間を高潮や洪水対策の調整池とする事業.」06年度完成の予定) ←「今すぐ水門を開けろ」海上デモ(920隻約6千人) ←プランクトンの大量発生で栄養不足し黄色に変色する色落ち被害(真っ黒い水・ギラギラする水・雪のようなものが沢山まじった水);昨年夏には長崎県沖に赤潮発生倍増し養殖あさり全滅・二枚貝のタイラギ漁は8年連続休漁。いずれも干拓事業との因果関係の証明は困難(長崎県総合水産試験場)だが、漁民の多くは疑いの目を向けている。 有明海の底生生物について長崎大学東教授は、「筑後大ぜきや熊本高港湾整備事業で陸から約1.7km沖まで張り出す形の防波堤で、環境が悪化しつつあったところに諫早湾の閉め切りが追い討ちをかけ底生生物は激減し有明海全体の水質浄化に役割を果たしていた干潟が失われた影響か大きく、ノリ被害にも共通する原因ではないか」と話している。 〜20010129高新 項目1 |
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項目1 環境変化に弱い動物 サンゴ サンゴの体の中には,藻類が共生している。光合成しながら生きている植物の藻類は,サンゴに栄養分となるえさをあたえ続けている。その代わり,藻類はすむ場所と,生きるために必要な肥料と二酸化炭素をサンゴからもらっている。さんご礁の世界を水槽で再現できるのか。魚の出すアンモニアをガスに分解して空気に戻すことで、解決。(葛西臨海水族園) サンゴ大量死 山火事が原因 97年にインド洋で発生したサンゴの大量死は、東南アジアで発生した大規模な山火事が海の富栄養化をまねいたため。オーストラリア国立大とインドネシアの共同研究グループ。「山火事の煙などによって、大量の栄養塩や鉄分が運ばれて、海水の富栄養化を招き、赤潮が発生したのが原因」2003.8.16高新 項目1 環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質:環境庁:ダイオキシン類、ポリ塩化ビフェニール類(PCB)、ポリ臭化ビフェニール類(PBB)、農薬類、有機スズ化合物、アルキルフェノール類、ビスフェノールA、フタル酸類、ステロイド、植物エストロジェン 2001.12.9高新 有機スズでアワビ「男性化」国立環境研究所が実験、漁獲現象と関係か。 野生生物への影響に関する報告 貝類 日・英 雄性化 個体数の減少 雌性化 有機錫化合物 魚 米五大湖・英河川 雌性化 雌雄同体化 甲状腺過形成 原因物質不明 は虫類 フロリダの湖 雄のペニスの矮小化 卵のふ化率低下 流入のDDT等 有機塩素系農薬 鳥 米 雌性化 甲状腺腫瘍 卵孵化率低下 DDT PCB 哺乳類 蘭・加・豪 アザラシ、シロイルカ、ピューマ、ヒツジ 免疫力低下・個体数減少・精巣停留・精子数減少・死産の多発・奇形の発生 PCB ピューマの精巣停留・精子数減少は不明 植物エストロジェン
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希少金属 | 項目2 希少金属 2006.3.23 高新 備蓄拡大へ 経済産業省・資源エネルギー庁 金属資源確保の政策見直しは約29年ぶり 産出量少ない上に主生産地国がプラチナは南アフリカ、希土類とインジウムは中国と偏在。取引量の少なさから投機資金の流入や鉱山の事故がおこると大きく価格が変動する(備蓄対策の必要)。 ニッケルやコバルトなどは国内消費量の60日分を備蓄している(42日分が国家備蓄、残りは民間による)。 すでに備蓄 ニッケルやクロム(ステンレス、特殊鋼)、タングステン(工具)、コバルト(蓄電池・磁石)、モリブデン(特殊鋼・電子部品)、バナジュウムやマンガン(特殊鋼)、 今回の新たな備蓄予定 プラチナ(燃料電池)、インジウム(液晶テレビ)、希土類(ハイブリッド自動車)、 |
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