対応策 |
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項目 ゴミ (新しいエネルギー 原子力・核のゴミ 参照) 廃棄物の発生抑制(リディュース)、→再使用(リユース)、→再生利用(リサイクル)=3R 生活ゴミ等一般廃棄物の焼却灰を1400度程度で溶かし粒状にした「溶融スラグ」を道路の舗装材として再利用実験が県道桂浜〜はりまや橋等3線計3.7km、2000.1.16 高幡頭部清掃組合(須崎市・中土佐町・葉山村・大野見村)固形燃料化<RDF(リフューズ・ディライブ・フュエル):50%を占める水分と金属類を取り除き圧縮成形した固形燃料・プラスティックス類は燃料化>。平成14年稼動予定。5%を各市町村が分担・残りはゴミ排出量に応じ負担。 宇治電化学工業(高知市・ボーキサイトから人造研磨剤を製造している技術を応用し)焼却灰を電気溶解し固形化させたもの(溶解スラグ)を元材料として太平洋ランダム(本社は東京都)に持ちかけ人工大理石を商品化。1994.6.1高新。 水洗トイレ リサイクル型トイレへ「バクテリア処理したし尿を洗浄水に再利用する」←(水資源の節約・水洗トイレに雨水を利用し上水道の使用量を20%削減) 高岡郡東津野村のし尿処理新方式:香港ベンチャー企業 SOS from the erath 納豆菌や乳酸菌など10数種類の土壌菌を組み合わせて,有機物を炭酸ガスと水蒸気に分解処理する。<固形物は姿を消し,処理後の放流水もない、マルチ・エアロ・ダイジェスター・システム> 項目 排ガス ディーゼルエンジン搭載の工事用作業車両の排ガスをヒノキから抽出したオイルを気化し、排ガスと混合して浄化。室戸市ダンボール製造のタケナカ。排ガスの温度は約85度から30度下がり、排ガスがほのかにヒノキの香。95.9%カット。工賃を含め約50万円。2003.4.20高新 項目 海洋 2005.9.2 2008年に国際海事機関、汚染防止へ条約作成:船舶の砂浜での解体に伴う海洋汚染(重油漏出・アスベストなどによる労働者の健康被害防止。(現在、リサイクルはインド・バングラディッシュ・中国場度が中心) 国内最大の油回収船「海翔(かいしょう)丸」4,6663tonsが完成<2000.8.21> 緊急時以外は関門海峡の浚渫船として使用。2002年秋完成の予定で3,500tonsクラスえお1隻建造中で、其のときには大型3隻態勢となる(運輸省) 東京湾:二枚貝(シオフキガイ・アサリ・バカガイ)が海水を飲み込み植物プランクトンを食べ、ろ過するのだが2〜5日に東京湾三番瀬の海水の全量が浄化されている<貝の軟体部1g(乾燥重量)の海水濾過能力は毎時3.0リットル>。(環境庁国立環境研究所調査、2000.11.13高新夕刊)二枚貝は浄化の立役者;三番瀬は、市川市・船橋市の沖合い約1,200haの浅瀬と干潟、カモなど00種以上の生物が生息し13万人分の下水処理能力をもつとされる<埋めたてで揺れているらしい>2000.11.14高新 項目 土壌・農業 (次頁 食料<sub9-4> 参照) 川北会へ 出前授業・マルハナバチ 水田の魚がメタンガス1割に抑制(’06.7.26高新)温暖化防止 水田の持つ他面的機能 洪水を防ぐ(3兆5千億円/年)、川の推量を安定させる(1兆5千億円/年)、雨水を地下水として貯蔵(537億円/年)、土壌流出防止(3千億円/年)、土砂崩れ防止・水質保全・暑さをやわらげ(4千億円/年)、旅行など心ののやすらぎ(2兆4千億円/年)<2002年計約9兆円、三菱総合研究所・平成13年11月発表> イネ科雑草を駆除する「ミントを植えた香りのあぜ道」は(2004.9.8高新)農薬を使わずカメムシを防除する努力の象徴だ;ミントのあぜ道200km;カメムシは穂が出たあとのイネでないと寄生できない:ミントは挿し木で増やせて安上がり。農薬を使わず害虫の特性を利用して被害を防ぐ発想は江戸時代「除虫虫之法(高橋常作)」=ウンカ対策は鯨油を使った注油法=油を水面に張り、害虫を叩き落して油の皮膜で飛べなくなり、肺門をふさがれて窒息死、「他の一番草は取っていいが二番草は取らずおとりとして温存する」(同書)。---北海道美唄市の今橋道夫(54歳)・妻洋子さんが香りのあぜ道を特許申請しないのも、多くの人に役立てて欲しいからだ--- 1995.12.27高新 埋立地の排水材 高知市チカミミルテック 地盤改良材が1996年からの東京湾埋め立てに採用。排水材は溝をつけたプラスティックのしんに不織布を巻いた板状のもの。幅10cm、厚さ3.5mmのバーティカルドレインと(垂直排水材)幅30〜60cm、厚さ10mmのホライズンドレイン(水平排水材)の2種。面積により何万本〜何十万本の垂直用ドレインうをやぐらで碁盤目状に10〜60mほど押し込み、先端が土の上に出た状態で切る。その先端の列の上に水平用ドレインを乗せ、土を3〜6mかぶせる。土の重みで土中の粘土層が圧密沈下を起こし水が搾り出される。水平ドレインから排水溝に導く。埋立地の地盤沈下を促進し完成後の沈下を防止する。〜旭化成殻の要請で13年がかりの研究〜。 農薬散布のダメージ 虫害防除には殺虫剤<虫に直接かけて殺す・薬剤を散布した茎葉を食べた虫が中毒死・薬効成分が植物体内にはいり、その樹液を吸収して死・株元に埋めた薬剤の有効成分がガスとなって揮発し、これを吸って死・茎葉に付着した薬剤に触れ死。 作物にダメージを与え免疫力を低下させる(ウドンコ病のカボチャへの殺虫剤散布は、病斑はつる先にまで及ぶが・散布せねば株元のみにとどまる) 多肥料で、早く大きく育てた作物は病気になりやすく、昆虫の産卵を誘引する化学物質を発生するため、畑は身氏の産卵場と化し虫害は多発する。農薬が虫の天敵を殺してしまうことも変院;自然栽培に病虫害が多発しない原因 2006.5.2高新 高知県・芸西村西分でピーマン栽培の松本さん、アブラムシの天敵「クサカゲロウ」がシルバーリーフコナジラミ(主にトマトなどに発生し、スス病を媒介する)の死骸を背に載せて歩いているのを。昨年10月見つけた。--. 「高知県農産物特別表示認証による減農薬栽培」でハウスミカン、ハウス水晶文旦の栽培農家の安岡さん(香我美町山北)の2002.11.29高新への所感雑感より抜粋;「果物は皮を剥いて食べるから、減農薬や無農薬は関係ないか?」にたいして、ーーー現在、栽培農家で使用されている殺虫剤は、すべてとはいえないにしても、効果と残効果性を求めて、「接触死」に加えて「浸透移行性」の強いものがあります。殺菌剤は、作物の表面に皮膜を作り、さらに浸透させて長期にわたり防除する方法であります。〜〜薬に対して年々抵抗力を増す病害虫、新薬の開発、使用する農民の健康被害〜〜近年農薬としての天敵の販売がはじまり〜〜〜一般的には、在来型の天敵が主で、そのためには天敵の餌になる害虫もある程度生存させなければ、天敵もいなくなります。この間に起こる食害痕(表面のキズ)を安心の”証し”として消費者の方々に理解していただくことが、環境型農業等の原点であります。 2004.5.19 高新 安田町(高知県安芸郡)唐浜の公文さん;米ナスの害虫アザミウマの天敵タイリクヒメハチカメムシで管理。 トーメン(オランダからマルハナバチや天敵を輸入している)の企画でオランダの農業を視察(2000.8.26高新) 省力受粉のマルハナバチは、巣箱内の蜂の数が増えてくると幼虫の餌のために多量の花粉が必要になり働き蜂は忙しくなる。 《 虫をもって虫を制す 》<オランダは2万戸の農家が約1万haの温室での施設園芸、中心は南部のウエストランドと中部のアールスメーア近郊、最近は5〜6ha規模に2倍ほど拡大> 農薬漬の農業から,この5〜6年に減農薬に転換(ナス・トマトは100%ハチの導入)、最近ベルギーの飼料添加物に自動車の廃油を使用したことが大問題に鳴ったそうである。風評被害のことなども現地で体感したという。川北からも参加した。「天敵カード」(方3cmのカードにオンシツツヤコバチの卵を貼る・害虫のコナジラミに寄生))を一定間隔で枝につるす)。ハダニの天敵はチリカブリダニ。アブラムシの天敵はアブラバチ類。 これら天敵は、寄生や餌となる昆虫(害虫)がいなければ死滅するので、ハウス内での害虫の発生初期に放飼する。天敵昆虫は寄生蜂などで、成虫が害虫の幼虫の体内へ卵を産みつけ,害虫を死亡させる。 チリカブリダニの場合は、捕食するハダニがいなくなると共食いし自滅する習性があるので、発生前に放飼できない。天敵製剤と呼び商品名(昆虫名そのままでなく、別名で)をつけて市販されている。 輸入野菜;北海産出の天然ガスを熱源とした園芸。ガラス温室は高さ6m以上奥行き300〜400m。高さ七cm・幅15cm・長さ80cmの石綿に植え(ロックウールと呼ばれる栽培方法)、水分や養分,科学肥料を混ぜた液肥を石綿のなかにチューブで点滴して浸透させる。(養液の入った銀色のタンク、足元で時々ゴボッという音が聞こえるとのこと。地表は白いビニールに覆われ土は全く無い。(8.24高新) 養液栽培用の科学肥料入りの液肥の廃液が流出しないようハウスのなかで循環させる「クローズド・システム」へ移行(再処理して、繰り返ししようして、後、の廃液は業者処理)。 バタフライマーク=減農薬栽培のオランダ政府の認証マーク 欧州最大の天敵生産会社「コパート社」はガウス内部を細かく区分けし、害虫の発生場所・量をもとに栽培農家を指導。 背の高いガラスハウスの換気窓が高くネット張りで害虫の侵入を防ぐ。 ミツバチ(養蜂業者よりレンタル、約1万〜2万匹で2万円)でなす受粉 マルハナバチ(1箱約100匹いり2万円)より安価。ミツバチは寒さに弱く12月から1月はマルハナバチと併用する農家がおおいとか。2001.6.29高新 2004.2.28 高新 昨年から、外来種対策を検討している中央環境審議会が、在来種や植物に与える悪影響を指摘。規制対象になる可能性が出てきた。 有機栽培(市場価格は、養液栽培されたものより50%高で買われている);肥料は牛糞や骨分,野菜の堆肥、ハウス内でニワトリやアヒルを放し飼い(雑草を食べさせる)。コストに見合う収入はあるという。 パブリカの天敵は、メクラカメムシ(アブラムシ、スリップスの天敵だが、日本では害虫となりうる)・ククメリスカブリダニ・ヒメハナカメムシ。 ヨーロッッパでは、日本に比べて土地に対する執着が少ない土地柄のようで、農業就業人口が減っても、耕地は大規模農家に集約されてゆき栽培面積の維持・国際競争に立ち向かう経営を作る一因ともいわれる。 生物農薬 2003.3.25高新 アリスタライフサイエンス(東京)販売の「スパイデックス」はダニの一種チリカブダニを用いた天敵農薬。イチゴやブドウなどの葉に寄生して生育を遅らせるハダニの天敵が生きたまま500mlボトルに約2,000匹(効き目がはっきりするのは3〜4ヶ月後)、ボトル1本約5,000円と割高だが、密閉した施設内で散布してもマスクや防護服が要らないし効果も長続きするという。 項目 木 竹 全国的に問題になっているモウソウチクの山林侵食 中国原産のモウソウ竹は高知県には数百年前とされる。成長が早い竹覆われた木は光合成が出来ずに枯れ、山の生態系が貧弱になり、山の保水力が低下する。「おおく(テンビン棒)を担うて入れるくらい(自由に動ける)のやぶにせよ」といった昔の人の智恵〜2002.1.25高新 @金のなるる木 ; 根気、勇気、元気、正直、早起き、ひたむき、七転び八起き、みんな常識 A枯行く木 ; 病気、弱気,短気,浮気、よろめき、インチキ、嘘吐きで法螺吹きが大風呂敷をひろげた木(退公連、徳島・湯浅博充氏) 王子製紙・日本製紙を中心に南半球で25万haの植林終了。2010にオーストラリア・ブラジル・中国・南アフリカで40万ha(東京都の2倍)まで予定。主にユーカり。<原料をつくるという経済目的もある>2000.11.14高新 |
ダム底ヘドロに高濃度ヒソ ダムに流入した落葉や枯葉が自然界にあるヒソや鉛などの重金属を吸着・時間経過とともに腐敗しヘドロとなって堆積した結果、濃縮したと見られる。千葉市での地球惑星科学関連学会(2003.5.27)「30年以上経過した複数のダムで採取し調査した結果の発表」。ダムのヘドロは大量になるので、下流に流せば皮や海の生態系に悪影響があり、この処理が課題となる。 |
項目 近自然河川工法 2009.11.15高知新聞 登山道も川同じ構造・・屋久島は安土桃山時代、京都の寺院建立で杉を送り出した・・そのときで来た搬出道が、登山道として現代に残り使用されていた・・石積み部分は400年たっても崩れず長持ちすることに着目・・助っ人は・高知市鏡の吉原皮砂防工事で腕を振るった・・石工の棟梁小松総一さん(土佐市)・・設計図なしかなてこ一本で臨機応変で組み立てられる・・雨水の激流は川の洪水同じ・・(従来の丸太を使った遊歩道的歩的登山道では直線的な激流をつくる)・・・\水の流れを水で受けて土が氏z連に堆積し、自ら登山道を維持し続ける・・。2006.11.16高知新聞 馬路村・安田田川に水制工・・「魚梁瀬・千本山」の在り方考える林野庁主催の会・・福留所長の登山道に関連し当然・川の話に・・過伐のツケで山が荒れ・土砂が川に流入し淵がどんどん埋まる・淵は魚の休憩所であり餌場・産卵所・・淵が消えると川はたちまちやせる・・水制工をつくるt→鮎が増える→安田川河口まで20km全部を近自然工法で20年〜30m年がかりで・川をテーマとして流域住民・全町村がかかわり改修していればが国有林も動くだろう・・。海と山が連携し農協漁協林業土木連携鮎が増え釣り客が増え地域の店の客は笛、清流のイメージは流域の産物にも好印象をもたらす・・近自然が安田川のブランドになれば視察も増え・連鎖的に潤う・・。11.17 仁淀川大橋のすぐ蒸留の右側にある水制工は、江戸時代から続くといわれる・洪水時、激流を跳ね返し・その水の幕で後から来る激流を押し返し堤防を守る・・鮎のすみやすい環境に使用との石組み(置石)が(白波の立つ瀬を復活させる)洪水で飛ぶか飛ばないか・・。 2009.11.14/13 高知新聞 ・・魚がちゃんといきているということは、餌があり、り鳥から隠れる場所もあるということ・・近自然工法の基本中の基本・・、間伐効果・・光が入ると芽吹きが起こる。食物連鎖のピラミッドの底辺を作ったわけ、その中を子どもが走り回る・・植毛連鎖の頂点はふくろう・・。 2009.11.5高知新聞 球磨川(熊本県)上流/1995 集中豪雨で布団籠(ふだんかご)工=鉄腺で編んだ平たい籠に大量の玉石を夢込みいくつも重ねて作った護岸・多様な生物が宿りやすい=の川岸の半分がえぐられていた。・・・蛇籠鞍掛水制工(じゃかごくらかけ)=蛇のように細長い鉄線の籠に意志を詰め・それを何本も作って縦横に組み合わせ、重みで岸を守る昔からの工法・直径は50〜60cm・・補強策として鉄筋で蛇籠を串刺しにして河床深く差し込んで浮力を抑える・・13年後には土砂を貯め・その上を草木が覆っていた・・蛇籠の上には一面緑・・。 2009.7.27・30・31、8.1・2高知新聞 (スイス巡検)「直線が無い」「これは土木工学ではない、生態学の世界だ」、会社を興して12年目{川の外科医(高知新聞記事)、福留所長は「環境に配慮した土木工事を」のこたえが目の前にあった・ 1998(昭和60年)暮れのことであった・・。コンクリート護岸をはがして、自然石で組み直し、隙間に柳を植える。張った根が石を抱き護岸が引き締まる、治水と同時に生態系と景観への配慮・・、スイスに通い初めて3年目四国地方建設局の水沼管理官が建設省へ情報を直接報告することをすすめた・・。建設省の外郭団体リバーフロント整備センター研究第2関部次長は西日本科学に近自然工法と日本の伝統工法を調べて報告書を提出するように依頼・・日本各地に残る武田信玄やヨハネス・デレーゲ(明治時代来日のオランダの河川技師)の技術による伝統工法の現場を2年間調査・・。日本は本は水害列島だった・・人命保護と財産保全を至上命題に・・大水を早く海に出すための直線化でありコンクリート化である・・90年2月リバフロは新しい川作りの指南書を出版・・よく売れたがサブタイトルでは、「近自然」がはずされていた。・・。・・ドイツ語で「ナトゥーア・ナーヘル・バッサーパウ」。英訳すると「ニア・名注なる・リバー・コンストラクション・メッサード」和訳すると「自然に近づける河川の工法」・・。多自然型川づくりは人間が作るという響きがある。・・川が自然に近づくお手伝いをする・・きれいとは違うが美しい・・。2009.8.9高知新聞 ・・75年か翌春の・・東海大学坂田教授から高知の写真家寺田正さんの昔の風景の撮りだめ10万枚を高知市民図書館に寄贈(写真文庫をつくる)全国紙の記事について(福留さんに)電話があった・・。8月10日高新・・坂田教授76年5月来高授・寺田さんと軽飛行機に同乗・再空撮20年間の変化を比較・・89年190月鏡川清流保存条例案作成(日本初の清流を守る条例は仙台市の広瀬川)・・。 2009.4.17高知新聞 ・オホーツク海に注ぐ網走川(115km)二つの漁協・・ン未でサケ・マス・ホタテ、湖でシジミ・ワカサギで年間150億円・・この15年間で集中豪雨3度氾濫・・農地の流失と川の拡幅急務となって・・上流の川底がツルツルのゴムマット状(魚のくつろげる淵は無く産卵のための砂利も無い・・「参考になったのは四万十川の源流に近い北川川の自然工法現場」・・2009.4.18高知新聞 海の漁協が上流の農協と手を結んで流域全体で地域を作り直そう・・「田舎の風景画と開花されるのは嫌い・・で福留は引かれたという」、行政に対する不満「自然と共生」「環境に配慮した川作り」は裏切られはなしだったからとは・地元の話。・・水の力を利用してふちを維持していく理論も初めて知る・・。2009.4.19 行政側の担当者が移動で相次ぎ交代・しがらみが消え、受け入れられやすい土壌ができ・・福留所長の感想は「・・水質はよかったものの、蛇行もせず淵も無く・瀬ばかり・魚にとっては最悪」。水の少ない冬場の作業・・低体温症(湿気が無いから寒さに気付かなかった)、洪水ともうまく付き合うことのできる分散型落差工水制工を次々と作る・・。4.20 湖の異変はいずれ海にも及ぶ、川を大事にした海だけが生き残ることが出来る・・農林漁業者が自然と共生、共存しながら地域づくりに取り組む・・。 2009.4.9高知新聞 下北郡大畑町(現むつ市)河川改修・・ラウドスピーカーで・・重機で堀り・・合計90トンの巨石を埋め込む・・「水制工」を突き出す・・6時間の工事・・川の表情が変わる・・。3週間でコケが生える・・表彰状に「近自然法による大畑川再生事業」、建設省が近自然の言葉を正式な場で使用・・。この成功でフォーラム大畑は、大胆不敵とも言える掟破りの海岸造りであった。4.10 木野部(キノップ=カヤを刈る場所<アイヌ語>)堤防沿いの道から海へコンクリート製の幅50mの「緩傾斜護岸」の斜面を作り、その前に石畳のような「低天端幅広消波堤ていてんたんはばひろ・・」を作るが、後で解体して(国の補助金で作った施設だが県土木部の英断で)近自然の磯を作り直す・・8年後(一昨年)土木学会賞のデザイン賞・最優秀賞をダブル受賞・・。4.13 てんたんはばひろ消波堤「なんだこれは!?四角四面の石畳、まるでヘリポート・・重機を置く足場?これから海の中に岩を置くのか?・・完成形だ・・ん?」。4月16日 石畳を砕いたブロックで改定に基礎を造り、その内側に大きな自然石をばらばらと配置しらだけ=大波が来ると石は動く(柔構造のほうが効果的かもしれない、と記載されている))、「それがすごい消波木野を持つ(コンクリート製の漁港が吹き飛んだときも平然・波を岸に寄せ付けない)、さらに、改装のほう異なりウニやアワビが戻ってきた。 2009.4.7高知新聞 青森県の下北半島から福留所長への電話(平成9年6月下旬)・・「多自然型川づくり」ン減と動植物が共生する豊かな川の復活の8年元日特集」・・磯の消失・夏場の水枯れ・・洪水対策とほ場整備で河床を掘り下げ川幅を広げ釣れなくなる鮎・・国有林の切りまくり・改修工事で大畑川(32km)の直線化・・。 2009.2.23高知新聞 ・・豊田市木戸さん(60);当時都市計画課長・・福留署長の「スイスの河川工事と生物保護」という小論文を読み「これほど気品の高い思想・・」三面張りでどんどんやって、気がついたらogawaは無い、蛍飛ばん・・・。2.25 木戸さん(前掲・現矢作川漁協理事(60)・平成2年・スイス、ドイツを2週間歩く・欧州は早く森を切り払って牧草地を拡大環境破壊を進めてしまった・・チューリッヒ市では19世紀半ば160kmあった小川は暗渠化され、100年後には60kmに激減。水制工とは、岸から川の中に突き出した石組み;河岸尾土砂堆積を促し、そこに草木が繁茂・水際にすむ水生昆虫や小動物に良好な空間を提供、並行して仮称もpほぐして柔らかくする・・。「美しい環境はひとのこころを変える」。つぎは、市街地の真ん中の公園にあった多目的広場と屋外プールを取り壊し、森のように野生化させる計画・・住民説明会では猛烈な反対・・。2009.2.26 木戸さん(平成4年・市の河川課副主幹)・「野球やサッカーが出来なくなる」「ブランコやすべり台がなくなったら、どこで遊ぶのか」「蛇や加賀で手来る」・・師は高齢化社会に備え、新たな地域の憩いの場所を作っても良いのではいいy臣もあぅた・・膠着1年半・・ためしにやって・・・4年後に感性・お年より「公園内に田んぼ・農家風の集会所を希望」「管理を自分たちに・・公園管理協会;田植え・花見・茶会・ザリガニつり・稲刈りなどイヴェント連発」・・いまは、広場を雑木が囲み鳥のさずり、昔ながらの小川が流・・」「木戸さん;新興住宅街の学校になぜ荒れやすいのか?・環境・開発された中で年齢も職業も殆ど一緒・画一的にすると"びょき』がでる・」環境に多様性を持たせる・・」。C.W.ニコルさん=多様性がなぜ大事か分かる? 可能性だから、 2009.2.20 高知新聞 ・・福留先生のはデコボコが基本・・県の設計図は(業界で言う)「練り積み(斜面に石を並べ、コンクリートで固める)」・・基本はコンクリ無しで積む空’から)積み」・・「・・100年後にコンクリでのつなぎの役目をはたせなくなったとき、石の積み方が悪ければ岸はぼろぼろになる・・コンクリなしで出来る技術があれば、それにこしたことはない・・。 2009.2.13 高知新聞 川の外科医が行く ・・高知発 近自然工法で造成した工場「サンデンフォレスト」(群馬県)の森は、・・広大・・車で回っても2哀歓・・ハイキングコースが4本もある。鹿島の山下英治工事長(67)=当時は工事事務所長は「昔の考え方は水をいかに早く流すか、今は、いかにゆっくりながれてもらうかです。酸素を吸収しながらね」。洪水用の調整池は、コンクリ製だが、下半分の前面に石積みを配しているからビオトープ(生物生息空間)状態。池と陸との境界部分は草木が茂り、昆虫や小動物のすみかに、それを狙って鳥が集まる連鎖のピラミッドが出来ていた。・・福留所長「私の腕の見せ所は、どこに金をかけたか分からないようにすること」・・”普通の森の中に、目を疑うような、三面張りの小川・街で見慣れた水路が堂々と走っている・コンクリートの上を音も無く水は滑り落ちている・沢蟹もなにもすめない=工場外の上流の山から流れ込む雨水の排水路で、近自然で仕上げるのを県が、許さなかった。 池川町の狩山川の再生プラン:高知県と町とで300万円、12m区間を2004.1.13、〜1.17実施。2004.1.15高新。 高知県吾川郡春野町を流れる新川川の災害復旧工事 支流を含め12.3km 2002.5.29高新 栗本鉄工所編「河流創造かわづくり『治水』史探訪・川と生きる」という本の序文には「知水〔水の本性をよく理解し〕・敬水〔水に対して謙虚な気持ちで接し〕・馴水〔水の本性に逆らわず、素直に対処〕、ちすい・けいすい・じゅんすい」という言葉が出てきます---高新2001.9.13堰と用水路展徳平昌さんより抜粋 平成12年1月、高知県主催で『(株)西日本科学技術研究所 福留脩文先生による近自然河川工法』のご講演の一部分の抄録である。 人工化してきた川を、再び自然に近づけるという工法で、10年ほど前の建設省の全国通達では「多自然型川づくり」。水のもつダイナミズムを取り戻す。土壌(地表わずかな薄い土の層で、様々な働きをする)と水と大気と太陽。藻や植物に微生物・昆虫・魚に鳥や哺乳類。の連鎖。 河川で、一番底辺の世界をどう作り上げて行くか。 異なる生態系の接する領域:『森と草地・河川と陸地=境界』=『人間が一番破壊し易い部分』:を、まず自然に近く戻していく。 小さな生き物たちの環境をまず再生させる。川幅を狭くしたり、広くしたりすれば、水の流れを早くしたり遅くしたりできる、石を置けば、その周りは水の流れが速くなる。川底を多様な世界に変えてやることが出来る。 河岸から突起状の棒堤も、洪水時の水流・砂礫を調整し、石の表面に成長する藻類、礫や泥の川底にすみわけをする水生昆虫。つまり、環境が多様であればあるほど、生育する種も多様になる。 堤・石の個数・大きさを変え、早くなった、さらにその流速を、強い蛇行流の側面にあてたり、穏やかな流速ゼロの水域に変えたり〜水生昆・小魚の産卵場や藻・苔・植物の生育状況〜自然のままの河床をモデルに「甌穴状の掘削」を施すと魚がどんどんと上るさまが、いついっても見られる。 水制の原理は、川岸から少し上流にふって突堤を河心に向け設置すると、川の水流は、水制の頭部を過ぎた地点で訳度の角度で岸側に曲がる。回折作用。この曲がった水の流れが川岸に到達するのは、「水制の長さ9.5」(長さ1mの水制で、10m先の川岸に回折流が到達する。そこで、水制の設計では、この流れが川岸に達する前に次の水制を置き、その水制の角度で、その流向を岸に沿って反転、つまり180度も方向転換させて土砂を川岸寄りに堆積させる。(洪水のとき、乗り越さない高さの水制は大きい水圧を受ける・長さを短くする。護岸の根の深さ・洗掘されないよう工夫等の工夫がされている) 石3個をもって水流の幅と蛇行特性を利用した青森の例 ; 川幅に応じ波長は変わる(川幅の7〜10倍)、洪水時の川幅は広くなるので直線に流れる区間は長くなる。 森での近自然工法 (例 スイスの森) 「単調な樹種の一斉林は、気候や環境の変化により、ときに全体が壊滅状態に陥る。それを防ぐためには、その樹種や樹齢さらにその環境も多様にしておく必要がある」 微生物や昆虫、雑木や雑草、腐植土の間を通りぬける水に、水中に生きる生き物に必要な物質が含まれているということが指摘されている。(水路の水際にちょっとした小石や、やわらかい土を構える) 地域開発 天然素材を扱う技術者を養成・新潟県の河川に使う粗朶をあつかう粗朶組合の伝統技術・自助能力の開発・道路や川の改修とか木材加工に関わるグループ造り・観光開発・石を扱う伝統技術の保存(たとえば、イシグロ、練り石積み等) 草地・潅木・高木の生態学的連続性。水路も縦断勾配に変化をつける。道路際の草地は1年に5回〜7回刈り込む、その奥は年に1回の刈り込み〜 再び、近自然工法の概念 都市空間に自然と原野を創出する 森に覆われた二つの丘を公園区域で結ぶ 遊びの場所は、『藪』『森』『荒野』『草地』などに生じる これらは20年から25年の時間帯で推移し、この間、人間の干渉は規制される 昔の工法 穴太積み(あのうずみ);近江(滋賀県)の穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる職人集団の技術;自然石をうまく組み合わせてゆく工法;重心の取り方や,裏に沢山の小石を使うなどの工夫で、穴太積みが頑丈さに加えて揺れや排水面でも有効:城の石垣だけでなく自然に戻すような河川も使っていきたい(近世城郭の石垣作り(大津市の粟田純司さん2001.2.13高新) |
環境産業メッセ エコプロダクツ高知2003(2月、高知ぢばさんセンター)
2002年12月の第6回国際デザイン・リソース・アウォード(IDRA)の受賞作品などの展覧会<IDRAはリユースまたはリサイクルされた素材や、環境負荷の低い自然素材を使い、製品をデザインする国際コンペティション>、環境調和性の高い素材(エコマテリアル)として注目され始めている竹とわしの展覧会、高校産業教育フェア(ロボット相撲コンテスト・エコパワーレースカーコンテスト等々。高知エコデザイン協議会主催。
項目 酸性雨 項目其の他の工夫 2000.10.1発売 水を使わない遠心無水米とぎ器1合につき、約1分。0.5〜4cup、研ぎ糠は紙カップに回収・排水汚濁を抑制。 四万十川方式 チッソの除去を効果的に行うために濾材としての有機系炭素と好気性・嫌気性状態をシステム化し、リンの除去のために天然素材による吸着材を開発。<チッソ・リンを吸着した濾材は公園・田畑の土壌改良材として還元。(高知、東洋電化) 浄化実験水路「きらり」中村市の中筋川に出現した「河川内水路」。(きらり、は地元小学生の名つけ)全長365m、幅10mの水路は浄化に向け3段構えの構造。上流から270mはリンやチッソ類の吸収効果のあるとされるヨシ約5400本、次ぎの8mは、3水路に分かれ@表面に10数個の小穴のあいたプラスティック球、A接着剤でかためた砂利球,B木炭の敷き詰めー敷設。最下流90mは砂利をそのまま敷く。(建設省中村工事事務所の実験水路) 自動車 : 日本 「自動車グリーン税導入」へ 運輸・通産・環境三省は減税の対象は、電気・ハイブリッド車・メタノール車・天然ガス車で、01年から02年度に新車登録した車。一方、旧型車(燃費が悪く排ガス値が高い車)を増税。増税と減税がほぼ同じになるよう調整予定。2000.12.5 |