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エコデザイン 新 エネルギー

直線上に配置

環境問題(温暖化) 資源 対応策

2011.2.7高知新聞 アマゾンで旱魃枯れ木から大量の炭酸ガス・・昨年の排出量は米国の1年に排出する温室効果ガス以上の影響をもたらす可能性があるとの調査結果を、英国・ブラジルなどの研究ティームが3日、米科学誌サイエンスに発表した・・。

2010.10.24高知新聞 日本など17カ国 途上国森林保全に49億ドル 「REDD(レッド)プラス」(国境を越えて森林保全と地球温暖化対策とを同時に進める新たな仕組み)を加速するため、日米英などの先進国は2012年までに拠出することを23日までに合意した・・推進組織の「パートナーシップ」には69カ国参加「COP10)生物多様性条約第10回締約国会議に合わせて26日名古屋市で閣僚級会議を開き12年までの計画を議論する・・・。(ズーム;・・森林破壊は・・違法伐採・農地転換などで毎年にほんの森林面積の約3分の1に相当する730万ヘクタールの森が減っているとされ・・伐採された気が燃えたり分解される二酸化炭素の量は世界の温室効果ガス排出量の10〜20%にたっするとの試算もあり・・)

砂漠拡大・海水面上昇・異常気象;居住可能面積の縮小(激減)
大西洋(巨大ハリケーン2005発生)、北極(海氷減少)、アラスカ(永久凍土溶解。地盤の軟弱化。2004大規模森林火災。)、欧州(渡り鳥分布変化。2003熱波。西2005旱魃。)、日本・昆虫分布変化、中国2004大旱魃、ヒマラヤ氷河溶解・氷河湖拡大、アフリカ(南部2004旱魃激化。エチオピア・2003豪雨・2004旱魃。)、海の酸性度上昇、インド203熱波、南米(ブラジルアルゼンチン2003〜004豪雨)、オセアニア(グレートバりアーリーフのサンゴ白化、ニュージーランド2004大洪水。アンデス山脈氷河溶解と減少)、南極の氷床溶解、

フロン生産完全廃絶へ 2005.1.3高新 全廃されるのは冷蔵庫やエアコンの冷媒などに使われたオゾン層を破壊するフロン(CFC)と消化剤のハロンなど。ベネゼラと最大の生産国の中国ともに2007年末で閉鎖・全廃することに合意<
温室効果ガス=水蒸気・二酸化炭素・フロン・メタン>
新しい植林地帯や熱帯雨林へ、回収した二酸化炭素を施用してはとの夢が生ずる=40年程前・ハウス内のサツマイモに二酸化炭素を与え大増収を得る実験を大阪府立大の矢吹教授が行った=温度・十分な太陽光・水分が必要--(高知大学上森名誉教授・2005.1.14高新の所感雑感で)

2004.2.13 国際海事機関採択 バラスト水規制 交換場所は陸地から200海里以上の沖、生物や微生物の数を一定数以下にする基準を満たす---。

県生体系保護協会;西日本で越冬するナベヅルやマナヅルは10月頃からシベリアや中国東北部から飛来する、近年、国内の越冬地である鹿児島県に1極集中化がすすみ、伝染病の発生の場合種の絶滅が指摘されており、越冬地の分散化を検討;山口県につぐ越冬地として中村氏が注目されている。飛来情報は088・823・6400まで。2003/11/2高新

動物実験で毒性の指摘される臭素系難燃剤、ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)の日本人の脂肪組織中の濃度が、過去30年間で40倍以上に急増したことが、日本の国立環境研究所のグループの分析でわかった。ポリ塩化ビフェニール(PCB)やダイオキシンの汚染が減少傾向にあるのと対照的。脳神経系への毒性や甲状腺ホルモンの働きを阻害するどくせいだが、人体への影響への許容量は定まっていない。(2003.10.1

NPO「アジア自然復元支援委員会」土壌中で分解するごみ袋の普及(町田市の樹脂会社「サンコーワイズ」開発(椰子殻粉末を混ぜた合成樹脂)。椰子殻粉末に含まれる「ヘミセルロース」という糖質が微生物の餌となり、繁殖する際に出す酵素の働きで樹脂の分解が進み、土壌中でも1ヶ月程度で完全に分解するという。<コストは焼く2.5倍、ダイオキシン削減や温暖化防止に役立つ、北海道や群馬県の村、東京23区推奨になっているという。2003.2.18高新

オゾン層破壊 臭化メチル(殺虫・殺菌のため畑での土壌薫蒸や輸入時の殺虫殺菌;先進国04年末・発展途上国14年末生産と使用を全廃(オゾン層保護のモントリオール議定書)


世界初 ダイオキシンを無害化 従来の焼却炉より高温で燃焼させる溶融炉の導入より大幅にコストが削減できる;乾燥させた焼却灰に金属ナトリュームと反応を促進するための触媒を加え反応装置の中ですりつぶしながら混ぜ合わせると、ナトリュームがダイオキシンの分子から塩素を奪い、水素に置き換える。処理後の灰にはダイオキシンから塩素が取り除かれた無害な化合物と塩化ナトリューム(塩)が含まれるだけ。煉瓦の材料として再資源化もできる。2003.1.8高新
ダイオキシン処理 平成14年発表の「ダイオシャット」「えひめ(EHM方式)」出さない(Eliminate)・残さない(Harmless)・見逃さない(Monitoring&Maintenance)をキーワードに高温焼却や排ガスの急速冷却、吸着剤による除去・測定監視などを組み合わせた技術<三浦工業・愛媛大>2004.9.19高新。

002版循環型社会白書は「リヂュース(廃棄物の発生抑制)」「リユース(再使用)」「リサイクル(再生利用)」を進める「リスタイル(Re-Style)」を提唱。リース・レンタル・フリマ(フリーマーケット)店利用が増える〜。2002.6.5日経
2002JulyからWebマガジンで情報発信、真空乾燥機でゴミを乾燥・減量、ペレット状の「みどりくん」は肥料。富士ゼロックスのリユース率は50%、外食産業で構成の日本フードサービス協会は堆肥化する。化学工業界では、レスポンジブルケアという自主的な活動(環境保護・保安防災・労働安全衛生・物流安全・成果の公表と社会との対話)1994年国連大学提唱のゼロエミッション推進(経済産業省;廃棄物の埋め立て処理を限りなくゼロに近づけるエコタウン事業)

土壌と地下水は、カドミューム、ダイオキシン、鉛、六価クロムなどの重金属、化学物質、産業廃棄物、工場・生活廃水などによる汚染<土壌洗浄法、土壌ガス吸引法(真空抽出法)、気泡連行法、過熱分離浄化法、バイオレメディエーション(生物処理法)などがある。

砂漠緑化の決めては、土壌の改良。砂漠の土壌はアルカリ性のため、植物が育つのに適する弱酸性に変える必要がある。土壌改良剤として脱硫石こう、硫黄などが使用されている。また、根粒菌放射菌などの共生微生物を利用して植物の成長促進を方法や麻(ヘンプ)のように土地を肥沃化させる植物を利用する方法も採用されている。同日の日経。

メタンハイドレード(氷に閉じ込められたメタンガス) 紀伊沖から四国沖の広い範囲に海底下に分布。地球の温暖化ガスは水蒸気と二酸化炭素・メタン。メタンは海底では主にメタン生成菌が作る。地球は10万年おきに氷期間氷期を繰り返し、その都度海水面が約100m上下するが、寒冷化すると水圧がさがりハイドレードは溶けやすくなりメタンは海底の裂け目を通じ放出される。暖かくなると水の重さで圧力が高まりメタンの溶解は止まりハイドレードがもう一度形成される。寒くなるとメタンを放出して地球を暖かくし、温暖化するとメタンは海底に閉じ込められるという、地球のサーモスタットの役割を果たしている。2002.4.24高新(海洋コア研究センター長安田教授) 

2008.2.7 高知新聞 しちりんの墨簡単着火・・用意するのはしちりんと墨、新聞紙にマッチ(ライター)、
手順は@新聞紙を咲いて折り、ねじって長さやく10cmの棒状にする。Aねじった新聞をしちりんの内側に沿って、円形に重ね上げる。B(その上側に)七輪上部に、カシやシイなどの雑炭を新聞と重なるよう円形に並べる。Cマッチなどの火種を落とす・・。
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森林(高知県ほか)

2006.12.7高新 超重質油 オリノコ川流域で1930年代発見・粘度が高すぎたが90年度に開発着手し合成石油をつくる技術が開発途上「事実上石油と変わらない(カラカスの石油専門家)。ベネズェラ政府によると、埋蔵量は原油と併せるとサウジアラビアを抜いて世界一。反米左翼のチャベス政権は「石油資源を一部のエリ−トから、国民の手に取り戻す」と中国に輸出先を開拓を開始、中国は石油調達先の多角化を目指しており、おもわくは、ぴったり一致している

環境省 揮発性有機化合物(VOC)排出を規制(工場に濃度測定義務付け、2004年通常国会に提出方針)
VOCは塗料の溶剤や接着剤に使われ、トルエン、キシレントリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、シクロロメタン、ホルムアルデヒド、フェノールなど主要な物質だけでも100種類以上ある。200年度で約185万トン排出されており、呼吸器に悪影響を与える浮遊粒子状物質(SPM)や光化学オキシダントの原因となる。

政府の生物多様性国家戦略 2002.1.17高新 干潟や湿地の復元・マングース外来種の排除や管理。直線化した河川を元へ戻して土砂の流入を抑え乾燥化を防ぎ湿原・河川・干潟・藻場里山・森林の再生・修復、注意の必要な生物種のリスト作成・移入種の次善評価・導入生物の進入経路の特定と予防、i遺伝子組換え作物などバイオ技術でつくられた生物の国際的な貿易を規制する「バイオセーフティ(安全性)に関するカルタヘナ議定書」の早期批准を目指す、鳥類やツキノワグマなど生物特性に応じ生息・生育空間のつながりや適切な配置を確保するための生態的ネットワークの形成-----

省エネ 家庭の無駄 1、スーパーの袋 2、本屋の文庫本表紙 3、ノートの使い方 4、新聞広告の裏 5、電池の使い方 6、自動車 7、食事の残菜 8、鉛筆の使い方 9、衣服 10電気のつけっぱなし-----

ごみリサイクル 重量比90%リサイクルに成功 環境の町:早稲田のまち   バス gif 先端工学へリンク
見学に修学旅行先に選ばれている(2000年、20校1000人訪問「車椅子探検隊」「エコステーションで缶入れのゲーム」
「エコステーション1号館」2000年8月「3号館」都電早稲田駅前。99年地下鉄東西線ワセダ駅前。空き缶やペットボトルの回収機設置<缶を投入するとゲームが始まり「ホテルの宿泊券や商品のサービスチケットが当たる>3号館には発泡スチロール減容器設置<50インチTV大画面でテレビゲーム大会・インターネット情報・小学生多数参加>エネルギーフォーラム・リポートNo22000.11月Vol5

12物質廃絶むけ規制 国際条約122国合意(国連環境計画=UNEP、200012.10南アフリカのヨハネスブルク)
アルドリン、クロルデン、DDT,ディルドリン、ヘプタクロル、ヘキサクロロベンゼン、マイレックス、トキサフェン、ポリ塩化ビフェニール(PCB)、ダイオキシン、ジベンゾフラン
PCBは2025年までに使用禁止28年目標に無害化・廃絶、アルドリンなど農薬8種類は直ちに製造・使用禁止、適用除外(例えば、マラリア予防の殺虫剤としてのDDT)は、3年ごとに報告
環境省は2003.12.1、揮発性有機化合物(VOC)の排出を減らすため、排出濃度を規制する案を来年の通常国会に提出する。VOCは、塗料の溶剤や接着剤に使われ、トルエン、キシレンなど主要な物質だけでも100種類以上有る。年間で(2000年度)約185万トン排出されており、呼吸器に悪影響を与える浮遊粒子状物質(SPM)や光化学オキシダントの原因となる。

環境配慮が経済発展を阻害  クリーン事業による経済発展機会の創出
<有害物質の無害化・廃棄物の資源化・新エネルギーの開発・その他の環境調和>

火力発電所から二酸化炭素を回収(三菱重工)し、油田に圧入し原油生産量を増大させる(ジャパン石油)技術を2004〜2005をめどに実用化の方針;油田開発の初期は原油は自噴する。採掘が進むと圧力が低下し圧力低下;天然ガスを圧入するが比重が小さく油層上部でのみ友有効。CO2は比重も大きく採掘率が向上する。


リストマーク 項目 エネルギー・環境 の 安全保障

2000.6月吉日、東京大手町,(財)電力中央研究所は「トリレンマ問題群」(全5冊)を編集・執筆し、3,500冊を全国に寄贈された。その一部分を抜粋したメモである。


●化石燃料は枯渇しない;すべてを燃やすわけには行かない。使い果たせば破局(大気中濃度限界)
技術的解決の可能性有り;天然ガスにシフトするとか,省エネルギー技術の開発は続行。50年以内に、水・原子力・太陽・風力・バイオマス・〜

●グローバリゼーションが進む中で、いかに、市民・人類の安全と繁栄を守るか。
軍事的側面から⇒経済的側面・食料・エネルギー・環境・人口。と、多様化。つまり、自己責任を果たしながら、実効的な国際協調靖作を提示・展開すること。

          

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トリレンマ

経済発展        . . . .. . . .. . . . .  
エネルギー・食料資源確保.. . .  . .  
環境保全        
   . . . . .. .

鼎立できない


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リストマーク 項目 新エネルギーのポテンシャル

●良質の石油や天然ガスが枯渇すると、子孫には質の悪い重質油・オイルシェール・タールサンド、あるいは、ピートや泥炭への依存や原子力を残すことになりかねない。

●電力換算の供給ポテンシャルの試算がある。
日本国内の現在のエネルギー供給量と比較で、@森林エネルギー10%、A太陽光5%、Bゴミ3%、C風力1%。

●省エネルギー(エネルギー有効利用)と環境を重視する社会へ成長への転換。

リストマーク 項目 省エネ型社会への具体的な対応策・方策

 エネルギー供給者によるエネルギー診断等の情報提供・コンサルティング、政府による省エネルギー設備設置に際しての低利融資・税控除
 あらゆる需要分野で、非化石燃料ベースのエネルギー源利用のインセンティヴ(人を行動に誘う誘因・刺激)を与える
 建築物の省エネ化
 産業廃熱の回収・利用や都市廃熱を利用した地域熱供給システムの整備
 エネルギー効率の高い交通体系の形成
 エネルギーの大量消費の伴わないライフスタイルへの転換
 エネルギー利用効率化技術(設備面・運用面とも)の開発
 其の他、情報通信技術を活用したエネルギー開発システムの構築等々
たとえば、循環型社会の構築 (大量生産・大量消費・大量廃棄⇒持続可能な社会・循環型社会・ゼロエミッション社会)

 


●サマータイムについて考える会(03−3593−0934)


リストマーク 
 項目 地球環境の変化
●人口爆発 1850年に12億6千万人、1900年に16億5千万人。50年後に100億人を超えると予想。経済難民や環境難民の都市への流入

●海水面の上昇 2100年の全球平均の海水準は,1980年に比し、50cm上昇を予想。(過去百年に10〜15cm。これからの百年は、数10cm・2〜7cm・2〜5cm・2〜3cmと説は多数・不確か)、モルディヴなど海面上昇の危険にさらされている島国の損害はGDPの1%(2000.2.1)。1990年IPCC(気候運変動に関する政府間パネル)部会は21世紀末3度高くなり、100年後65cm上昇・1995年IPCC部会2,100年には平均気温がセ氏2.5度上昇し海面は46cm高くなるとした(1995.8.10高新)。

●国連組織(IPCC=気候変動に関する政府間パネル)は、1997、1mの海面上昇で410万人水没。アフリカ地域では旱魃による飢饉。2万haとされる現存の砂浜面積の90%が消失。ほか、森林とツンドラの減少及びメタンの放出増加・さんご礁の破壊等・感染症・水不足・塩害等をを予測

温暖化でプランクトン減 海水温があがると海水膨張し海水の表層と栄養分のある下層との海水が混じりにくくなるため。プランクトンが減れば、大気中から取り込む二酸化炭素が減りさらに温暖化するとのオレゴン州立大等の説・2006.12.7高新
温暖化で海洋の温度が上昇すれば、台風が発生しやすくなるか、強大になるのかならないか。
温暖化予測には、北極圏の研究が不可欠(2006.3.2高新);米アラスカ大・国際北極圏研究センター所長赤祖父俊一さん;--気候変動には自然の変動と、人間の引き起こす変動があるのです。---氷河期の後退は1800年代に始まっている、海水も1790年代から減り続けている--原因は、1,300年ー1,800年ごろの小氷河期が終わりつつある段階だからだとする説があります。又、北極海に入りこむ暖かいメキシコ湾流の強さが約50年周期で変わっていて、これも気候変動の原因となります。---。
北極海氷の減少 氷下に広がる太平洋からの流入水の温暖化で「結氷」が遅れ、水は効率よく太平洋中央部にまで運ばれて上空の気圧配置に影響を与える。 
海水温が高くなると台風やハリケーンなどが勢力を強めると考えられている。
北極振動 北極付近と中緯度高圧帯が、シーソーのように気圧の肯定を繰り返す。シベリア付近の陸地気温の上昇に伴い「北極海との温度差が拡大・偏西風の流れに変化発生」=ユーラシア西端で高気圧の居座り(2003年が典型)により・欧州は猛暑・日本の冷夏。

2006.10.26高新 近年、日本の夏は「北冷南暑」の現象;北日本が平年より冷たい(冷たいオホーツク海の高気圧が強まり冷たくなる)ときに、西日本では平年より暑くなっている。--ヨーロッパの高温と北日本の低音をもたらすオホーツク海高気圧は偏西風でむすばれており、西日本の猛暑には、今年のように、フィリピン沖の対流活動(上昇した暖かい空気が西日本付近に降りてくるとが影響している。


●生育期間の温度状態と土壌水分状態により、作物の生育・収量に影響する。

地球温暖化により、ユーラシア大陸の大河から北極海に流れ込む水量が増加傾向(この63年間に7%増加)にある。今後も続けば、海の塩分濃度が下がって、海水の循環や世界の気候に大きな影響が出るとの解析結果が2003.1.13日付けの米科学誌サイエンスに発表された。
地球の平均気温は過去100年間で0.6度上昇。この結果陸地からの水分の蒸発量が増えて、雨量も増え、河川の水量も増加したと見られる。


畜産への温暖化の影響 変温動物群{爬虫類・両生類・昆虫類・魚類}と恒温動物群(哺乳類・鳥類)に分けられる。変温動物に属する動物の体温は、外界の温度にしたがって大きく変化する。
恒温動物群に属する動物は体温に体温調節機能をもっていて、外界温度がかなり変化しても、ほぼ一定に維持することが出来る。鳥類の体温は40〜42度、哺乳類は36〜39度。しかし,外界温度が極端に低くなったり,逆に高くなったりすると,体温調節機能が対応できなくなり,体温の異常な降下や上昇が生じ、凍死もしくは熱死する。
恒温動物は、身体が大きいほど,体重当たりの表面積が小さくなり、体内で発生する熱の損失が少なく(ベルクマンの法則)体温維持が容易。(このほか、体毛を密生させたり、厚い皮下脂肪を貯えて熱の発散を防ぐ工夫もあるらしい)

●家畜は、人類が利用する上で都合の良い生産性の高い品種が作り出されており、野生のものと違って、環境条件の変化に対する耐性が弱くなっていると言う。

●降水の遅れや不足で、牧草地や放牧場に依存する大型反芻動物の飼育が困難になり屠殺が増えるとすると、食肉生産の一時的な増加による生産者価格の短期的下落の経済的影響。

●気候条件の変化に対する人間管理。伝染病の警戒。

2004.6.4高新 エコツーリズムに13地域選定 環境保全と観光振興のお両立;環境省;自然や歴史文化を保全し理解を深めることを重視・生態系保全のため参加人数を制限したりガイドつきで実施したりする。

地下石炭火災で環境破壊(大気汚染、周辺に硫黄化合物・硫酸の集積による土壌・水質の汚染)

炭鉱や石炭層で地下の石炭が燃える火災が長時間続き環境破壊や健康被害を引き起こしている。自然発火もあるが、採鉱作業時の火や廃棄物焼却や焼畑の火などが原因となることが多い。中国では毎年2億トンの石炭が消失。(中国北部の90箇所以上で火災を確認、中には数十年間も燃え続けているところもある)。

石炭層の除去・地下の石炭層への酸素の出入り口になっている地面の割れ目を防ぐ・地下に窒素や水を注入の対策2003.2.25高新

石炭 電力業界 1996.2.1高新 国内炭引取り拒否(海外並み価格要求)、3月末の閉山が確実になった三井石炭鉱業三池鉱業所(大牟田市)に続き、松島炭鉱池島営業所(長崎県外海町)、太平洋炭鉱釧路鉱業所(釧路市)、の残る国内2炭鉱についても閉山に追い込まれるのは確実な情勢となった。


湿地 明治・大正より60%減(建設省国土地理院)面積は琵琶湖の約2倍。大きいのは釧路湿原・石狩川小湖沼群・勇払原野など。渡良瀬遊水地の整備(明治〜大正)では増えた。2000.8.6高新) 

温暖化
2006.2.17 高新 ロシアの約-着くでは百年間で年平均気温が2.5度Cあがった。北極域の海氷・氷床・凍土などが溶けると海中に流入する真水が増え、海水の大循環に影響を与え、欧州に「氷河期」をもたらす可能性あり--欧州の気温が4〜6度も下がると研究をイギリスの研究者が発表している--。

温暖化『絶滅の危機100万種』 国際研究チーム2050年まで予測気温上昇が最も激しい場合は37%、少なくとも15%が、生息地の変化により絶滅の危機に追い込まれるとのい結論が出た。2004.1.9高新

1999年米国ニューヨークに西ナイル熱のウイルス上陸(同地は100年に5℃上昇・他地域は1℃、ヒートアイランド現象)。最初は、セントルイス脳炎と考えていたが、マンハッタンでの烏(からす)の死から、その後、西ナイル熱ウイルスであることが分かった。温暖化でウイルスと蚊の発生は促され寿命が延びる。
夜間の外出禁止・長袖着用・高齢者への注意喚起・殺虫剤の用意。2000.10ワクチン開発中。
ウイルスを刺した蚊がやってきたのか・鳥が持ってきたのか・人が運んだのかは不明。烏(カラスと蚊との関係は、日本脳炎とコガタアカイエカとの関係と同じようなことだそうである)
気象災害増加により保険会社の保険金引き上げもしくは被害をカバー出来なかったりする可能性は?このことは得に発展途上国の被害をさらにひどくする。

ウエストナイルウイルス(37年ガンダで女性の血液より分離できた)イエカ属の蚊で感染し人では筋力の低下を伴う脳炎や無菌性髄膜炎などを引き起こし、死亡率は1割前後。ロードアイランド州・ペンシルバニア州では蚊からもウイルスは見つかっておらず、蚊と烏との関係も断定するにはデータ不足。2001.5.21高新


リストマーク  項目 
地球温暖化防止あれこれ  寒冷化はsub9(前頁参照)

2001.11.17高新 シカゴに国際取引の炭酸ガス売買市場 CCX(シカゴ気候取引機構);参加者は炭酸ガス排出量を独自に設定、目標より多く減らした参加者は、市場で決まった価格で他の参加者に排出枠を売ることが出来る。2004年にはオープンな国際市場とし、05年には1999年レベルから5%減らすことを目指す。

長期的(百年以上)に温室効果ガス(二酸化炭素)をさまざまなレベルで増やさないようにする{安定化する}。
二酸化炭素を地中隔離(土中処分・大陸で実施中・後述)や海洋隔離・生物固定などの方策。

LCA(ライフサイクルアセスメント=システム分析法の一つ) : エネルギー生産に必要な設備の製造・建設と運転に投入するエネルギーと、その設備が産出するエネルギーとを比較し、どれだけのエネルギーを社会に供給できるかを明らかにするもの。


二酸化炭素地中隔離事業 @ノルウェー : 北海下の3000mからの天然ガスを利用しているこの国は、地下1000mの深度に北海全体に広がる厚さ200〜300mの砂岩層へ、斜めに掘り下げ、その塩水地下水層へ圧入。
A2004.9.23高新 米ノースダコタの石炭ガス化王欄とで発生した炭酸ガスを、325KMものパイプラインでカナダ・サスカチワンの油田の下・焼く1,400Mの地下の割れ目に1日5千〜6千トンを高圧で注入。上部には漏れ出されないことを確認。(油田内にCO2を注入することで油田内の原油や天然ガスが押し出され増産につながった)

1988年から、日本・アメリカ・ノルウェー3カ国共同で二酸化炭素海洋隔離実験計画。まだ、議論は大きく分かれている。(たとえば、グリーンピースの懸念)
2007.1.4高新 環境省 二酸化炭素・海面下の地価貯留(許可制)法整備へ
 
二酸化炭素は常温でも加圧すれば,液化する。海水であれば300気圧で液体二酸化炭素との密度逆転が起こる。
水深300m以深の深海底に重力的に安定な「液体二酸化炭素溜り」を形成させることが原理的に可能であり、隔離容量や人間の生活圏への干渉を最小限に出来る点で、地中処分より優位。
海底との反応や絶滅に瀕するかもしれない深海底局所の固有生物種をどう考えるか。

  総務庁「世界の統計」2000年版 1995年 米国二酸化炭素排出 世界の24%、 中国14%、 旧ソ連圏11%。-----日本5%、ドイツ4%

二酸化炭素の生物固定
 ● 植林 現在の世界の総森林面積は約41億ha(産業革命以前は,60億ha)<1970年代以降に限っても2億ha以上の森林が失われた>

 京都会議では、「共同実施」という考え方が見とめられた。これは、国内で実施しなくても、他の国で実施したものも認める。つまり、外国で日本の資金で植林しても、その二酸化炭素固定分は日本の「二酸化炭素削減」として認められる仕組み。

2000.8.8欧州連合(EU)は新規植林で森林面積を拡大した場合などを除き、原則として森林吸収を排出量から差し引くべきではないとする提案(:伐採と植林とを繰り返す、吸収源は認めない:)を条約事務局(ボン)に提出した<10月にオランダ会議の予定>。2000.11.14、15日連続で、ハーグ気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP6)に参加のNGOは、日本をワースト第1位「本日の化石賞」<温暖化に悪影響をあたえている国に贈る>に日本を選んだ。COPは2002年に京都議定書発効を目指したが、次の会議・例えば2001年モロッコのマラケシュで開くCOP7に先送り、再開の日程決まらずブロンク議長(オランダ)は「サスペンド(中断)するが来年度前半には再開したい」として、COP6が中断状態であることを強調。2000.11.25.
ブッシュ米政権は2001.2.28地球温暖化防止のための「京都議定書」から離脱を表明支持基盤の産業界保護とみられ、米国の「孤立主義」として」反発を招くには必至。
環境 COP6(ドイツ・ボン気候変動枠組み条約第6回締約国会議)の2005年までに1年間で10億ドル規模の提案は拒否。【日米は5年間で10億ドルの意見】、COP7(モロッコのマラケシュ開催、10月29〜11.9)で米国抜きの批准についてわが国は最終判断予定。2001.7.16高新。米抜きで発効、最終合意、2001.11.10。

 ● 海洋での鉄分散布 海洋プランクトンの増殖(地球規模の湧昇流=南極海や太平洋の赤道付近など数カ所:には、植物プランクトンの成長に必要な窒素やリン等の栄養塩が他の海域より多いものの、増殖に必要な鉄やマンガン等の微量栄養塩が少ないので、鉄などを散布して植物プランクトンを増やす
増殖したプランクトンは死骸となり、もしくは動物プランクトンに食べられ一部は糞となり海底に沈む。大気から二酸化炭素を海底まで運ぶポンプを作ろうとする。

 ●細藻類、例えばクロレラ : 培養するには炭酸ガス含量を高めた空気による炭酸ガスの補給が必要。二酸化炭素が炭素源として用いることが出来るかどうか。藻は,大量培養して乾燥すれば、食料もしくは飼料に供される可能性あり(安価)。

1997.12.4高新:三菱重工と東京電力はエジプト沖の「クラミドモナス」という藻が蓄積した澱粉をエタノールに変換、2010年ごろに実用化。火力発電の排出する炭酸ガスを燃料として再利用可能と報じている。

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2006.6.19高新 (10年前、もみのまま雪でで低温貯蔵のスノー・クール・ライスファクトリー)北海道石狩・沼田町、雪と氷で冷房・冷蔵=雪1トンで石油10リットル削減。

外気取り入れ冷房 鹿島が東京汐留に建設中の共同通信社新本社ビル 2003.3完成予定 地上34階・172mのうち、計九階にコンピューター制御で外気取り入れ口を開閉・外気温10〜26度、湿度60%以下、風速毎秒10m以下の条件を満たした場合に外気を取り込む
塗るだけで太陽熱(赤外線)の大半を反射 省エネへ遮熱塗料 決め手は顔料、日本ペイント:製品名は「ニッペキノーコート](ATTSU-9),2001.8.20高新
反射率の高い3原色を選び、さらに反射率をあげるために中空のセラミックビーズ(直径0.02mmの微粒子)を顔料に混ぜ、赤外線の70〜80%を反射させることを実現、世界初の特許。車用として遮熱シートと遮熱フィルムを理研ビニル工業と開発・実用化している。

研磨剤メーカーの宇治電化学工業(高知市)水を使わない乾式パレル研磨システムを開発した。日本初。1基500万円〜1,000万円。2001.6.7高新。

高知県金星製紙・県森連は、施工後5年以内に自然分解型の壁面保護ネットで、河川・道路工事で植生保護や土壌の流出防止;新製品は「システム・グリーンX−Net」(とうもろこしなど澱粉が原料の不織布で粗く編んだヤシ殻製のネットをはさんだ三層構造(特許しゅつが出願)2000.12.13日経

ヒートアイランド : 原因は@エネルギー消費、A冷却効果(蒸発散)をもつ森林・緑地や水面の減少、B反比例するアスファルト面の増加・建物の建て詰まりによる風通しの悪化や蓄熱。

緩和策 都市緑化の促進、風通しの良い建物配置(分散配置による海風の導入等、風下の郊外に熱を移流してないか等の研究)の工夫、省エネによる排熱削減。


ヘドロの利用 : 電力研究所では、レンガ・タイル等への利用を検討。ヘドロと粘土や陶磁器屑,石炭灰などを混ぜ、1000度以上でレンガ・タイルを焼成。

セメント 製造時に排出される二酸化炭素量は膨大。加熱に際してもエネルギーを必要とする・(電力研究所「どうなる地球環境」260p参照)。電力研究所では、耐用年数を長くする観点から、コンクリート構造物の劣化診断を行ったり、石炭火力発電所から排出される石炭灰やヘドロをコンクリートに混ぜて使用する<エココンクリートの製造・性能や安全性・普及方法>方法を研究中。


水熱・ソルボサーマル国際会議、高知市で開催2000.7.25〜28 14カ国300人
男爵
H12.5.11付け高知新聞によれば、高知大学では、故山崎重明名誉教授・山崎仲道名誉教授らが中心になって、全国に先駆け、水熱化学実験所を開設〜世界的に注目される研究分野に成長〜
『水熱(ハイドロサーマル)』はセ氏100度以上の高温水を溶媒にした化学反応で、『ソルボサーマル』は水以外の溶媒を使ったもの。
この二つの化学反応は、人間が合成、放出した本来は自然界には存在しないさまざまな有害物質などを内部に閉じ込め外に出さない、いわゆる「ゼロ・エミッション社会」の構築に不可欠な技術と言われており、有毒・有害物質を無害化。地球環境を救う科学技術に応用できると高く評価されている。

高知新聞 2007.10.18連載  その不思議世界 水熱科学専門 山崎仲道 大阪大客員教授・高知大名誉教授

参考)高知新聞 山崎仲道さん 「 水 その不思議な世界 」・・これからの高知県の目指す世界的課題、底辺となる地域の豊かな自然条件、全国でも教育産業指数が最下位で、何とかしなければという県民の決意。これらを基に
、「水の科学と技術に関する研究所」を立ち上げたい。シリコンバレーならぬウオーターアイランドである。・・先端的な水に関する技術開発は、水そのものの資源化もさることながら、バイオマスの高度利用、石灰岩の高度化、海水産業のみ直し、地下水浄化と結びつけた水田の利用、ナノテクノロジーによる新規材料の開発、人造堆積岩による焼却灰の土木・建材化、有毒・有害廃棄物の無害化とリサイクル・・独自技術開発・・高知県に本社を置く新規産業・・そのための水に関する高度な研究所が不可欠・・。

高知新聞H6年11月30日夕刊:高知大学水熱化学実験所(山崎仲道所長)が東北大学などと協力し高温高圧水によるフロンの分解処理装置の実用化に成功した。液体フロンを食塩と無害な螢石に分解する装置で、4トントラックに積載、廃棄物業者などが回収したフロンを分解して回るユニークな<各地で移動できコンパクトで廉価>装置。水酸化ナトリューム水溶液などと混ぜた液体フロンを240度、200気圧までの高温高圧にすることで、炭素と塩素、フッ素に分解して、最終的に液体フロンを食塩と無害な螢石に分解する。1時間に300リットルの液体フロンを処理できる。

参考)高知新聞H11年5月14日:高知大水熱化学実験所の蒲生助教授は、水熱ホットプレス法(水分を含む物質を加熱・加圧して化学反応させる手法)でシイタケの菌糸による分解を加速させることを試み〜DDTやDDDに汚染された土壌を短時間に無害化、縮小化することに成功、15日に青森弘前での分析化学討論会で発表する。


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 米環境保護局(EPA)の成層圏オゾン層保護賞 1990年から始まり、日本のトヨタ自動車、ホンダ、セイコウエプソンなどの企業や関係者、団体、個人へ29カ国400人以上に贈られている。2000.10.20東京理科大諏訪短大の松本泰子助教授が受賞。

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2000.6.17高新 : ドイツのシュレーダー政権が、2030年ごろをめどに国内の原発を廃止することで電力業界と合意した。しかし、国内電力供給の3割をまかなう原子力に代わる「環境にやさしい」エネルギーをどう確保するかは先送りされた。
火力発電による二酸化炭素の排出量増加を避けるためには、原子力発電を続ける周辺国から電力を買うしかない。(買わざるを得ない現実が、脱原発政策の難しさを示している、同日・同紙)

台湾行政院院長;原発存廃で、存続派の院長は辞任,受理された。2000.10.3
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海水の淡水化施設はダム建設より早く安い。
厚生省は1992より、建設費の,2分の1から3分の1を補助する制度を設けている。(淡水化プラントは造船メーカーなどが建設)


次世代港湾 国土交通省2050年ごろをめどに実用化を目指す
@都心と臨海部を水上バスでつなぎ、鉄道の通勤ラッシュを緩和させる。A高波が港内に入り込むのを抑え、台風などの被害を最小限に食い止められる全天候型港湾。B鋼鉄製の超大型浮体式構造物(メガフロート)を浮かべ移動が可能な「可動港湾」。C太陽光や空気を供給し、海中の生態系を回復する「豊かな海の港湾」。=省力化・高速化・東アジアとの頻繁な往来・通勤通学の足・物資輸送に水上交通を多用。
ライン

ITS 環境に優しい交通社会を目指す高度道路交通システム(ITS)Intellogent TransportSystems:ITを活用・安全性や輸送効率を向上・大気汚染の抑制。停車せずに有料道路の料金を支払えるシステム(ETC)・カーナビ・衝突防止支援・バスタクシーの効率的運行システム・歩行者の安全向上。

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